「あれだけ傾いたら住めない」広島市西区陥没事故 市営住宅2棟 年明けにも解体へ
広島ニュースTSS
今年9月、広島市西区で発生した陥没事故で、広島市は、倒壊の恐れがあり「危険」と判断された市営住宅2棟を早ければ来年1月にも解体する方針を固めたことがわかりました。 広島市西区福島町で今年9月、雨水管を地下30メートルに整備する工事中、道路が、幅15メートル、長さ40メートルに渡って陥没しました。 傾きやヒビが入った周辺の建物のうち9棟は倒壊の恐れがあるとして「危険」と判断され、広島市は、そのうちの市営住宅2棟を解体することにしました。 他の7棟は民間が所有していて、市は「今後も協議を続ける」としています。 解体が決まった市営住宅に住んでいた住民の1人はTSSの取材に対し「建物があれだけ傾いているので住めないと思っていた。解体の方針は仕方ない」と話していました。
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