『SAND LAND: THE SERIES』©バード・スタジオ／集英社 ©SAND LAND製作委員会

　鳥山明原作のアニメーション映画『SAND LAND』が、ディズニープラスのSTARアニメシリーズ『SAND LAND: THE SERIES』として2024年春より世界独占配信されることが決定した。 【写真】『SAND LAND』乗り物から外を見るベルゼブブとシーフ 　『SAND LAND』は、ワルだけどピュアな悪魔の王子・ベルゼブブと、正義感溢れる人間の保安官・ラオ、王子に振り回されるお目付け役のシーフたちが繰り広げる、冒険ファンタジー。 　世代と国境を超えて愛され続ける『DRAGON BALL』『Dr.スランプ』の生みの親、鳥山明の短編を原作に、『機動戦士ガンダム』『ラブライブ！』シリーズなど数多くの作品を手がけてきたサンライズ、TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのオープニング映像、『ポプテピピック』などで注目されたアニメーションスタジオ神風動画と、ハイクオリティな3DCGアニメーションを得意とするANIMAの3社による制作で2023年夏に劇場公開された映画『SAND LAND』。ディズニープラス「スター」にて独占配信される本作では、映画では描ききれなかったカットや原作の名シーン、鳥山が本シリーズのために考案した映画版からさらに続く新たな物語も描かれる。 　魔物も人間も、深刻な水不足にあえぐ砂漠の国・サンドランド。国民は国王が販売する高価な水だけを頼りに生活をしていた。正義感に溢れる人間の保安官・ラオは「幻の泉」を探す旅に出ることを決意し、魔物たちに協力を依頼する。悪魔の王・サタンの息子ベルゼブブはラオとお目付け役の魔物・シーフと共に「幻の泉」を求め旅へと向かう。「夜更かししたあげく歯を磨かずに寝てやった」と自分のワルぶりをアピールする子どもっぽさもありながら、襲いくる敵をなぎ払う戦闘力を持つベルゼブブ。村の保安官として人望があり、魔物たちにも紳士的に接する人格者のラオ。そして実はベルゼブブとあまり年齢が変わらないにも関わらず見た目と話し方で老人扱いされている、盗みが得意なシーフ。やがて、ベルゼブブたちとの旅を通してラオは、魔物が「人間の敵」ではないことに気づいていく。