ヤクルト〝神助っ人〟2人で5打点逆転劇 サンタナ2点打&オスナ1カ月ぶり7号3ラン
(日本生命セ・パ交流戦、ヤクルト―西武、5回戦、5日、神宮) ヤクルトは1点を追う六回、西武隅田に無得点に抑えられていた打線がドミンゴ・サンタナ外野手(31)、ホセ・オスナ内野手(31)の〝神助っ人〟2人が計5打点を挙げて逆転に成功した。 0―1の六回2死一、三塁。前の2打席無安打に封じられていたサンタナが、1ボールから高めの速球を振り抜き、中堅フェンス直撃の2点打を放って逆転した。「少し詰まりましたが風に乗ってくれて、良いところまで飛んでくれた」とうなずいた。 続く山田が四球を選び2死一、二塁。代わったばかりの2番手平井に対し、今度はオスナがスライダーを完璧に捉え、左翼席へと7号3ランを運んだ。5月1日以来、1カ月以上離れた一発に「ホント、ヒサシブリ」と語った。 ともに2020、21年の連覇に大きく貢献した助っ人砲。来日4年目の今季も力強く打線を引っ張っている。