カンフー女子高生が華麗な民族衣装でバトル!「ポライト・ソサエティ」新写真10点
スタントウーマンを目指してカンフーの修行に励む英ロンドンの女子高校生を描いた青春バトルアクション映画「ポライト・ソサエティ」。パキスタン伝統の華麗な民族衣装をまとった主人公リア・カーンの姿などを捉えた場面写真が10点解禁された。 【画像】制服姿でも戦うリア・カーン 学校では変わり者扱い、親からも将来を心配されるリア。彼女の唯一の理解者は、芸術家を志す姉のリーナだった。ある日リーナは富豪の息子と恋に落ち、結婚し海外へ移住することに。しかし、彼の一族に不審な点を感じ取ったリアが独自に調査すると、その結婚の裏にはとんでもない陰謀が隠されていた。リアを新星のプリヤ・カンサラ、リーナを「レッド・ノーティス」のリトゥ・アリヤが演じている。 写真には、リアが姉の婚約者の母親と結婚式で対峙する場面をはじめ、姉リーナとともにトレーニングを重ねる様子、制服姿のクラスメイトと激しく戦う瞬間などが切り取られている。 本作の監督を務めたのは、ドラマ「絶叫パンクス レディパーツ!」で知られるパキスタン系イギリス人のニダ・マンズール。南アジア系の10代の女の子がアクションヒーローとなる映画を作るのが念願だったそうで、「ジャッキー・チェンの映画、ボリウッドの映画、『マトリックス』など、私が育ってきた映画にリスペクトを捧げ、シスターフッドをテーマにしたワイルドな映画を作りたいと思っていました」と語っている。 きらびやかな刺繍ドレスや色鮮やかな赤が目を引く制服など、本作のユニークな衣装を手がけたのは「絶叫パンクス レディパーツ!」で英国アカデミー賞の最優秀衣装賞を受賞したコスチュームデザイナーのPC・ウィリアムズだ。リアが着る緑のドレスは、1960年のインド映画「偉大なるムガル帝国」のヒロインの名にちなんで「アナールカリー(ザクロの蕾)」と呼ばれる民族衣装を採用。制服はグレーのスカートをあえて「裾を落として野暮ったい長さ」に設定し、複雑なプリーツ加工を施して「宙を舞うときの動きの多さ」を演出したそう。さまざまな映画の衣装を研究したうえで、過度にセクシュアルにならないように注意してデザインされた。 「ポライト・ソサエティ」は8月23日より東京・新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。 (c)2022 Focus Features LLC. All rights reserved.