日本バスケ協会 八村塁の代表への発言巡り「情報を収集している」チームは予選に向け合宿中「集中できるようサポート」
NBAレイカーズの八村塁が日本バスケットボール協会や日本代表のあり方などに私見を語り、疑問を呈したことについて、同協会関係者は15日、「情報を収集している」と説明した。現在、チームは今月下旬に行われる2025年アジア杯予選に向けた合宿中。21日にモンゴル戦(宇都宮)、24日にグアム戦(アウェー)が予定されており、「試合が控えているため、集中できるようサポートしていく」とした。 八村は13日に行われたグリズリーズとの試合後、記者会見で「あまり言いたいことではない」と断り、言葉を慎重に選びながら、続投が決まったトム・ホーバス監督率いる現体制に言及。「男子のことを分かっている、プロとしてもコーチをやっていたことがある、そういう人がなってほしかった。「今回、そういうふうになってしまったのは残念」と述べた。 日本代表に関しては、コーチ人事など自らの考えを述べていたことを説明しつつ、日本協会の決断について「彼らが決めたことなので」と受け止めた。その上で「子どもたちも見ている。NBAで頑張って、日本のバスケが強くなるように頑張っていきたい」と口にした。 また、詳細については明かさなかったが、「日本代表のやり方というか、あまり僕としてはうれしくないところがある」と話し、続けて「僕もNBAでやっている中で強化というか、子どもたちのためとか、日本のバスケを強くしていくためにやってきている感じはあったんですけど。日本代表の中でその目的じゃなく、僕が思うに、お金の目的があるような気がする」と残念がり、日本協会への苦言とも受け取れる発言もあった。
報知新聞社