小沢一郎氏「お手上げ敗北宣言」石破首相の所信表明演説をバッサリ「官僚の作文の朗読」とも
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は30日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、29日に衆参両院で行われた石破茂首相の所信表明演説について厳しい調子でコメントした。 【写真】座ったまま、各国首脳とあいさつする石破首相 「今回の所信表明演説は、石破内閣のお手上げ敗北宣言」とした上で「外交安全保障、経済政策、社会保障、全て今までやってきたことを淡々と続けるだけという諦めで、目新しいものは何も無い」とピシャリ。「一番無いのが人口減少への危機感。毎年一つひとつ県が消失していく勢い。官僚の作文はそれを加速させる。政権交代は不可避」と、指摘した。 本会議場で所信表明演説を聞き終えた後に投稿したとみられるポストでも「石破総理の所信表明演説。初めから最後まで官僚の作文の朗読。顔も上げない。情熱も危機感も伝わってこない。石破総理が何をやりたいのか、何をやるつもりなのか、これではさっぱり分からない」と指摘。「この12年間のやってるふり政治の単なる延長ということだけが確認できた。自民党は誰がやっても変わらない」と主張した。