【衆議院選挙・青森2区】前職・新人あわせて4人が争う 各選挙区の選挙戦を追う【衆議院議員総選挙2024】
自民・前 神田潤一 氏 「1分1秒おしまずというのは、前回当選してから3年間ずっと続けてきてることですので、しっかりこの選挙区内をくまなく回りきりたい」 ■共産党の新人・久保将氏(70) 共産・新 久保将 氏 「今度の選挙は、自民党の裏金問題、金権腐敗政治を終わらせる、そういう絶好のチャンスが今度の選挙です」 政権への批判を強める共産党の新人・久保将氏。八戸市湊町で生まれ育ち、20日は地元を代表するイベント、館鼻岸壁朝市で挨拶をくり返しました。 久保氏は八戸市議会議員を2023年まで1期4年務めていて、平和と暮らしを守る必要性を訴えてきました。今回の衆院選では大票田である地元・八戸で重点的に活動していて、消費税の減税による経済対策や農林水産業の振興を強く押し出しています。 共産・新 久保将 氏 「沿岸漁業の皆さんの予算を増やして、沿岸漁業の皆さん、八戸の海を守ってまいります。農家の皆さんが安心してコメ作りができるよう、価格保障や農業所得補償予算を増やして食料自給率を高める」 ■無所属の新人・松尾和彦氏(61) 久保氏と同様に、朝市での挨拶に力を入れたのは無所属の新人・松尾和彦氏です。三戸町長を辞職し、国政へ初挑戦していて、その決断の理由に触れながら活動しています。 無所属・新 松尾和彦 氏 「これからの日本の食料自給率も人口減少も止まらないんです。10年経ったらやろうではなくて、町長をやめて、いま、匡代さんと一緒に取り組まなければ手遅れになる。その思いで今回出馬をさせていただきました」 町長としての公務があり、衆院選の準備が遅れた松尾氏。いまは、出馬を打診してきた立憲民主党の県連代表・田名部匡代氏の全面的な支援を受け、票の掘り起こしを図っています。 無所属・新 松尾和彦 氏 「議会であれ行政であれ、現場で働いてきた経験をしっかり持ってるのは私が唯一だと思ってますので、その辺の強みが国政に行っても必ず光ると思っています」 松尾氏は三戸町長として実感した課題を、国政へ届けると訴えながら初当選を目指し奔走しています。
青森テレビ
【関連記事】
- 「歯ブラシでめたくそに刺した」同室の入院患者の喉元に『電気シェーバーの刃』を押し当て『歯ブラシ』をまぶたに突き立てた 58歳の男が殺人を犯した理由とは…【みちのく記念病院殺人事件・裁判傍聴記】#1
- 「幼虫が体の中をさまよい続ける」顎口虫が皮下に入るメカニズムとは?アニサキスだけではない怖い寄生虫 なぜ青森県で大量発生?
- 都道府県の魅力度ランキングが発表! 青森県の順位に唖然… その理由は「中心都市の仙台までの距離が結構あって東京に行くにも遠い。かつ寒くて雪も降る…」
- 生存率0.6% 水族館の挑戦「クロマグロ」を受精卵から完全養殖目指す 約30万個の受精卵→1か月後にはたった30匹に… 共食い・衝突死…“超デリケート”な稚魚の飼育に苦戦
- 「『育ててやる』とか『なんとかしてやる』と大人が思うことが間違っている」 「学校」でも「家庭」でもない子どもの『第三の居場所』 社会全体で子どもの成長を支えるために…