料理の一例

　フランス料理店「Restaurant I.To（イト）」（港区赤坂3、TEL 050-1720-7101）が5月20日、赤坂にオープンした。（赤坂経済新聞） 【写真】原拓磨さんと西村渉さん 　席数はカウンター席12席。フレンチをベースに和の技法を取り入れた料理を提供する。内装は愛知県の「名古屋モザイク」を使い、「落ち着いた空間」をテーマにデザインした。 　オーナー兼シェフは原拓磨さんと西村渉さんの2人が務める。これまで、原さんは主に和食、西村さんはフレンチの道を歩んできた。2人は以前、西麻布のレストランで共に働いていたが、移転するタイミングで独立した。共に愛知県の出身で、「段戸高原牛」など地元産の食材を使う。 　メニューは、愛知県産の「あいちひめ豚」をミンチにしてバーグ状に整えた、限定10食の「イトシチュー」（3,800円）や「段戸高原牛ロースト200グラム」（5,300円）、「あいち鴨ロースト200グラム」（4,500円）、「あいちひめ豚のロースト200グラム」（4,000円）など。〆料理として「鶉のリゾット」（2,800円）や「ラーメン」（1,500円）も提供する。ドリンクは、フランス産ワイン40種類やハイボールなどを用意する（650円～）。 　西村さんは「全体的に軽い味わいというのが一番の特徴。食べて次の日に残らないような料理を提供する。塩味やバターなどはほとんど使わず、素材そのものの味を生かしている」とコメント。原さんは「メイン料理から〆の料理まで用意している。一貫して全ての料理を楽しんでいただければ。食べることが好きな人にぜひ足を運んでほしい。赤坂で勤務している人や在住者ももちろん歓迎」と話す。 　営業時間は17時～23時30分。