センバツ2023 選手紹介/8 報徳 岩本聖冬生/社 山本彪真 /兵庫
◆報徳 ◇「日本一の走力」披露 岩本聖冬生(いぶき)(2年) チームトップの俊足で50メートル走は5・8秒。二塁から本塁までを6・5秒で駆ける。秋季大会はチーム最多の9盗塁を挙げた。近畿大会決勝の大阪桐蔭戦では、1点を追う九回、相手の好投手から内野安打で出塁し好機を作ったものの、チームは無得点のまま敗れた。敗戦の悔しさを糧に、冬は走塁練習に励んできた。 1月には主将代理を務め、視野を広げた。「主将の苦労がよく分かり、グラウンドの整備なども率先して取り組むようになった」と話す。「自分が野球できるのも家族や指導者のおかげ。センバツでは『報徳学園の走力は日本一』と言われるような活躍を見せて、少しでも恩返しできれば」と意気込む。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)172センチ・74キロ(2)左・左(3)中堅手(4)西宮市立大社(5)散歩 ……………………………………………………………………………………………………… ◆社 ◇ここぞの一本打てる 山本彪真(ひょうま)(2年) 秋季県大会3位決定戦の育英との試合で、タイブレークとなった延長十三回に中前適時打を放ち、チームを近畿大会へ導いた。「ここで1本が欲しい時に打ってくれる」と選手たちからの信頼も厚い。中堅手として守備範囲も広く、野手の間を抜けそうな打球でも追いついて捕球する。 練習に打ち込んで疲れた時や緊張する試合の前には、猫の動画を見てリラックスしている。特にアメリカンショートヘアがお気に入りだ。 センバツでは打率にこだわり、守備でも目立つことを目指す。「相手の投手がどんな球を投げてきてもヒットにし、守備では右中間や左中間のどこに打たれても捕ってみせる」と決意を誓う。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)163センチ・57キロ(2)左・左(3)中堅手(4)加古川市立平岡南(5)猫の動画を見る ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕