中村鷹之資、「新春浅草歌舞伎」に初参加「この一カ月、とにかく一生懸命駆け抜けたい」
歌舞伎俳優の中村橋之助(29)、中村鷹之資(25)らが2日、東京・浅草公会堂で、「新春浅草歌舞伎」(同所で2日から26日まで開催)の初日鏡開きを行った。 【画像】中村鷹之資、「新春浅草歌舞伎」に初参加「この一カ月、とにかく一生懸命駆け抜けたい」 歌舞伎界の次代を担う若手花形俳優が顔をそろえる同公演は、“若手歌舞伎俳優の登竜門”としても知られ、若手が大役に挑み、互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら経験を重ねていく成長・飛躍の場。昨年1月を最後に尾上松也(39)、坂東巳之助(35)ら7人が卒業し、出演者が一新された。 この日は、同公演の開幕と新年をことほぎ、開演前に出演俳優による鏡開きを実施。 橋之助、鷹之資らの姿を一目見ようと、朝早くからたくさんの観客が集まった。 橋之助は、「この鏡開きもお兄さん達の代はたくさんの人たちが来ていたけど、僕たちの代はスカスカだったらどうしようって心配していたんですけど、朝早くから寒い中、たくさんのお客様が駆けつけてくださいまして。一番早い方で朝8時からいらっしゃっていたみたいで、ありがとうございます」と感謝し、「皆様の応援を力に、私たち7人、皆さんの明日の励みになるようないい芝居ができるよう、一生懸命、一つずつお役に向き合ってまいりたいと思います。26日までどうぞよろしくお願いします!」と呼びかけた。 同公演に参加するのは今回が初めてだという鷹之資は「今日こうやって、鏡開きで皆さんと一緒に新年と芝居の初日を一緒に祝わせていただいて、私もこの浅草歌舞伎にいよいよ参加したんだなと実感して、うれしい気持ちでいっぱいです。この一カ月、とにかく一生懸命駆け抜けたいと思っております」と力強く語った。
テレビ朝日