堀江翔大選手（写真:日刊スポーツ/アフロ）

◇ジャパンラグビーリーグワン2023-24 ディビジョン1 第3節 埼玉ワイルドナイツ44-17ブラックラムズ東京(23日、熊谷スポーツ文化公園ラグビー場) 【画像】花園の地で堀江翔太が今季初トライ　今季で引退 チームは49得点の圧勝 2023年のラグビーW杯フランス大会の日本代表10人がメンバー入りした埼玉。豪華な面々の華麗なオフロードパスからトライを奪うなど7トライをあげ、開幕3連勝を飾りました。 埼玉は試合序盤からBR東京を圧倒。前半10分、モールで押し込んだところから日本代表の坂手淳史選手が抜け出し先制のトライを奪うと、坂手選手は26分にもトライ。さらに松田力也選手がコンバージョンキックを決めるなど、前半を25対3で終えます。 大量リードで折り返した埼玉は、後半開始から坂手選手に代わり、今季限りで引退を表明している『ラスボス』こと堀江翔太選手が途中出場。日本代表同士の交代と、盤石の布陣で後半に臨みます。 すると後半10分にスーパートライが生まれます。 松田選手が隙間を縫うようにボールキャリーし相手陣内深くへ入ると、そこから稲垣啓太選手、堀江選手と細かくオフロードパスで相手を翻弄(ほんろう)。最後は堀江選手が大外で待っていた長田智希選手へ浮かせたパスを送り、豪華日本代表リレーでトライを奪いました。 さらに勢いそのままに、後半29分に堀江選手がモールから2試合連続のトライ奪取に成功。 また後半33分から出場し、リーグ通算100試合出場を達成した元日本代表・内田啓介選手も投入から1分後に今シーズン初トライ。王座奪還に燃える埼玉はBR東京に44対17と快勝し3連勝。 次戦は日本代表キャプテン姫野和樹選手やニュージーランド代表のアーロン・スミス選手、ボーデン・バレット選手らを擁するトヨタと開幕4連勝をかけて対戦します。