インターハイサッカー男子 強豪校が初戦登場 Jヴィレッジ(福島県楢葉・広野町)に多くの観客
福島県浜通りの6会場で全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技の試合が始まった27日、昨年度の全国選手権覇者、青森山田(青森)や同8強の神村学園(鹿児島)など強豪校が初戦に臨んだ。主会場のJヴィレッジ(楢葉・広野町)には、レベルの高い試合を一目見ようと多くの観客が詰めかけた。 青森山田は旭川実(北海道)に7―1で大勝した。2得点したFW石川大也(17)は「天然芝は球の滑りがよく、走りやすかった」と振り返った。 神村学園は西目(秋田)に8―0で圧勝。2得点の主将でFW名和田我空選手(17)は年代別の日本代表としてJヴィレッジを複数回利用している。「涼しい風が吹いていてやりやすかった」と感想を寄せた。 JFAアカデミー福島男子の広野中1年、山本蒼介さん(13)はチームメイトともに観戦した。パス精度の高さや冷静な対応力に驚き、「身近で見る機会はとても貴重。今後に生かしたい」と目を輝かせた。
茨城県那珂市の大貫泰知さん(8)は所属するサッカークラブで見学に訪れた。隣県で強豪の試合を間近に見て、胸を高鳴らせていた。