5月31日は「世界禁煙デー」 JR岡山駅一帯で県協議会が街頭キャンペーン、たばこの健康被害訴え
世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」の31日、岡山県禁煙問題協議会は、JR岡山駅一帯で、たばこの健康被害を訴える街頭キャンペーンを行った。 協議会メンバーら26人が参加。がんや脳卒中といった喫煙による病気のリスク、受動喫煙で子どものぜんそくなどの危険が高まることを記したチラシ入りのポケットティッシュ3千個を駅利用者らに手渡した。 協議会の西井研治会長(県健康づくり財団付属病院長)は「(従来より有害物質が少ないと宣伝される)新型たばこが普及しているが、有害で受動喫煙のリスクはある。禁煙とともに、若い世代に手を出さないよう伝えたい」と話した。 31日から6月6日までの夜には、受動喫煙防止や禁煙を呼びかける活動の一環として、県医師会館(岡山市北区駅元町)の窓をシンボルカラーの黄と緑に照らす。