『おむすび』ハギャレンがパラパラを披露 橋本環奈「お姉ちゃんとは違う」が意味するもの
父親への反抗心が結(橋本環奈)のギャルへの扉を開くきっかけに?
ハギャレンと合流した結だったが、メンバーのタマッチ(谷藤海咲)が「これからアンタテストするけん」とパラパラをテストすると言い出す。あっけにとられる結をよそ目に、ルーリー、タマッチ、スズリン(岡本夏美)がキレのある動きでパラパラを披露した。作中のパラパラは渋谷のカリスマギャルとして君臨していたルミリンゴことRumiが振付。筆者は小さい頃にギャル雑誌を見ていたことがあるくらいの知識しかないが、ここまで複雑な動きをしているとは思ってもいなかった。 タマッチからは「アンタもできるやろ? アユの妹やけん」と姉と比較されて落ち込む結。勝手にパラパラの練習に付き合わされた挙げ句、姉と比較される結の気持ちを思うといたたまれない。実家の最寄り駅では聖人(北村有起哉)が結の帰りを心配して待っていた。 「そんなにウチのことが信じられんの?」 「ウチはお姉ちゃんとは違う」 結は涙を流しながら自転車で立ち去った。もちろん、聖人が結を心配する気持ちもよく理解できる。だが、何かにつけて歩(仲里依紗)と比較して決めつけるのではなく、結と向き合うことも必要だろう。父親への反抗心がひとつギャルの扉を開くきっかけになるのかもしれない。
リアルサウンド編集部