<勝利へ・2021センバツ鳥取城北>選手紹介/7 辻井陸外野手(2年)/手槌皓太内野手(2年) /鳥取
◇貢献の一打誓う副将 辻井陸(つじい・りく)外野手(2年) 2015年の夏に鳥取城北のエースとして甲子園に出場した、いとこの裕也さんの活躍を見て進学を決めた。 新チームでは副将を務める。それまで公式戦の経験はなく、昨秋も出場は3試合のみ。「レギュラーでもないのに仲間に指摘や意見をしていいのか」と悩んだ時期もあったが、「試合に出ている出ていないではなく、自分がチーム全体を見て主将の畑中をサポートしよう」と決意し、声かけの機会を増やしてきたという。 この冬は打撃を磨くため体の柔軟性を高めることを意識してきた。肩や股関節のストレッチに入念に取り組み、硬さが見られたバットスイングを修正したという。「甲子園でチームに貢献できる一打を打つ」と意気込む。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)175センチ(2)80キロ(3)右右(4)6・1秒(5)75メートル(6)兵庫県宝塚市立長尾中(兵庫伊丹ヤング) ……………………………………………………………………………………………………… ◇基本に戻り不調脱す 手槌皓太(てづち・こうた)内野手(2年) 昨秋は勝負強い打撃を武器に、県大会の準決勝まで三塁手として先発出場。しかし、打撃と守備の両面で調子を崩し、その後は出場できなかった。「調子の波が激しかった」と振り返る。 一時期は送球もままならないほどだったが、冬場は「一球一球に集中しよう」と基本に立ち返り、キャッチボールでも相手の胸にしっかり投げ返すことを意識して復調。打撃でも2月には実戦形式の練習で本塁打を放つなど、冬場にスイングスピードを高めた成果が現れつつある。今季は二塁手にコンバートされ、内野の激しいポジション争いをしながら大舞台での出場を狙う。甲子園に向け「攻守のどんな場面でも頼りになる存在を目指したい」と誓っている。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)164センチ(2)68キロ(3)右左(4)6・2秒(5)85メートル(6)伯耆町立岸本中(八頭ボーイズ) ……………………………………………………………………………………………………… <メモの見方>(1)身長(2)体重(3)投げ方・打ち方(4)50メートル走タイム(5)遠投記録(6)出身中学(最終出身チーム)