「地震・豪雨の支援、一体的に対応を」馳知事が自民党小野寺政調会長へ要望
自民党の小野寺政調会長と石川県の馳浩知事が、13日、県庁で懇談しました。 馳知事は必要な施策を11の重点事項にまとめ、地震と豪雨の一体的な対応を国に求めました。 【写真を見る】「地震・豪雨の支援、一体的に対応を」馳知事が自民党小野寺政調会長へ要望 自民党の小野寺政調会長は、国の補正予算を編成していくうえで必要な施策について、馳知事と意見を交わしました。 自民党 小野寺五典 政調会長 「東日本大震災、私は地元・気仙沼で被災した。その時真っ先に駆けつけてくれたのが自ら車を運転して支援物資を持ってきてくれた馳知事(当時は衆院議員)。少しでもお役に立てればと思う」 ■要望「降雪前の土砂撤去」「公営住宅の整備支援」「農業者への収入支援」など 馳知事は、地震と豪雨からの復興に必要な施策を11の項目にまとめ、小野寺政調会長に要望しました。 具体的には、「本格的な降雪前までの堆積土砂の撤去」や、「災害公営住宅の敷地整備に対する支援」「複数年にわたる農業者への収入支援」などについて、国に手厚い支援を求めました。 自民党 小野寺五典 政調会長 「地震と、そのあと豪雨被害重なった形の災害はあまり経験したことがない。従前からの枠組みをある面では柔軟に対応して国として支援をしていかなくてはいけないと私どもは受け止めた」 ■知事「11項目満額回答をもらえるような規模が望ましい」 馳知事 「(補正予算は)11項目満額回答してもらえるような規模が望ましい」 馳知事は能登豪雨についても地震の時と同じ水準まで支援メニューを引き上げ、一体的な災害として対応するよう強く求めました。
北陸放送