人気スタイリストのセイショーコ氏 スタイリングにかける思いは強く「誰にも負けたくない」
人気スタイリストでファッションクリエーターのセイショーコ氏が25日、都内でアップサイクルアート展「I’m still alive みんなは終わりというけれど」のトークショーに出席した。 アフリカ最大の古着輸入国・ケニアに送られた古着と、日本の着物生地をかけあわせた衣装で登場したセイ氏は「人生が変わるファッションを考える」をテーマにトークを展開した。 スタイリストの道を志したきっかけについて問われると「幼少期は洋服や下着をあまり買い与えてもらえなかった環境で、その分、衣類に対するこだわりや執着心が強くなった」と振り返った。スタイリングに対する思いは強く「好きとか夢とかよりも、誰にも負けたくないという気持ちで勝負しました」と赤裸々に語った。 セイ氏は、シンガー・ソングライターであるアヴリル・ラヴィーン「ハローキティー」のミュージックビデオで衣装デザインやスタイリングを担当するなど、国内外で多くの実績を持つ。 セルフスタイリングに悩む人々が多いことに関しては「多分、色やアイテムが多すぎて頭を抱えているんだろうな」と分析。「足すことの美しさもあると思うけれど、普段の社会で生きていくには引き算が美しい」と力説した。
報知新聞社