<沈黙の艦隊>実写シリーズの続編制作が決定 大沢たかお「魂を込めて次なる戦いへ挑む」
俳優の大沢たかおさんが主演とプロデューサーを務め、Amazonの動画配信サービス「Prime Video」で世界配信中のAmazon Originalドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」(全8話)の続編が制作されることが2月20日、分かった。大沢さんは「全スタッフ、キャスト一丸となり、魂を込めて次なる戦いへ挑んでまいります」とコメントを寄せた。 【写真】“海江田”大沢たかおVS“深町”玉木宏 「沈黙の艦隊」緊迫の舞台裏
原作は、1988~96年にかわぐちかいじさんが「モーニング」(講談社)で連載し、累計発行部数3200万部(紙・電子)を突破した同名マンガ。実写版が2023年秋に映画が劇場公開された。ドラマは2月9日に配信が開始されると、Prime Videoが配信した実写作品の国内視聴者数の歴代1位を記録した。
シーズン1では、日米政府が極秘に建造した原子力潜水艦「シーバット」を乗っ取り、独立国家「やまと」の樹立を全世界に宣言した主人公・海江田四郎(大沢さん)が、日米政府を相手に緊迫の潜水艦バトルと交渉劇を繰り広げる。海江田のライバルで「たつなみ」の艦長・深町洋(玉木宏さん)、日本を守るために苦悩し奮闘する官房長官の海原渉(江口洋介さん)、正しい報道のために奔走するニュースキャスターの市谷裕美(上戸彩さん)らがそれぞれの正義のためにぶつかり合う人間ドラマが描かれている。
原作のかわぐちさん、主演・プロデューサーの大沢さん、Amazon MGMスタジオのローカルオリジナル バイスプレジデントのジェームズ・ファレルさんのコメント全文は以下の通り。
◇かわぐちかいじさんのコメント
連載から30年以上たった現代に、この物語を実写版のドラマとして世界に届けられたこと、そしてたくさんの人に見てもらえたことをとてもうれしく思います。連載当初に比べ、さまざまな状況が変わった今、細かい部分のアップデートを加えながら現代の物語として全く違和感なく描かれていて、登場人物一人一人が丁寧に表現されている点に、制作サイドの皆さんの原作への愛を感じ、“見事な実写化作品”になっていると思っています。期待以上のドラマ作品で、非常に気に入っています。原作では、伝えたい大切なメッセージは終盤に浮かび上がってきます。ぜひ最後までしっかりと描いてほしいし、それを皆さんにも見ていただきたいです。