鉄のフライパンのサビ取り方法はこれが正解!身近すぎる調味料で鉄を常にベストコンディションに
鉄製のフライパンは使い込めば使い込むほどに味わい深くなります。使っていくうちに自然に焦げ付きにくくなり、シーズニング(定期的に油をなじませる作業)をすることで、どんどんおいしい料理がつくれるようになります。しかし、汚れがひどい場合はやはりお手入れが必要です。ここでは鉄製のフライパンの正しいサビの落とし方と、新品同様にする方法をご紹介します。 【写真集】サビついた古い鉄製フライパンが驚きの技で変身!
鉄製フライパンのお手入れに必要なもの
・サビがついた鉄製のフライパン ・食器用スポンジとブラシ ・食器用洗剤 ・重曹 ・ショートニング(固形の油脂) ・大きめの天板
洗い方
ステップ1:すすいで洗う フライパンをシンクに伏せて重曹を振りかけます。少量の水をスプレーし、お好みの食器用洗剤を数プッシュ加えます。 ステップ2:擦って洗う サビやゴミをブラシで落とします。ブラシはスポンジより鍋底の隙間に入り込むので、汚れが綺麗に落とせます。 ステップ3:重曹を加える もう一度よく洗います。今度は重曹を加え、スポンジで擦ります。 ステップ4:乾かす フライパンを水ですすぎ、食器用洗剤と重曹を完全に洗い流します。その後しっかり乾かします。
シーズニングをやり直す方法
サビをとるためにごしごし擦ると自然に生まれていたツヤも消えてしまいます。でも幸運なことにシーズニングはやり直すことができます。その方法を紹介しましょう。
ステップ1:ショートニング(固形の油脂)を塗る ペーパータオルかふきんを使って、フライパンの両面にショートニングを塗ります。 ステップ2:ショートニングをフライパンになじませる フライパンを逆さまにして大きめの天板の上に置き、予熱で高温(理想は350℃)にしたオーブンで1時間熱を加えます。1時間たったらオーブンのスイッチを切り、フライパンが完全に冷めるまでそのまま置いておきます。
鉄の品質を保つコツ
これでフライパンはきれいになり、シーズニングも完了します。 最後に鉄の品質を最高の状態に保つためのコツを紹介します。使った後は食器用洗剤で洗わず、粗塩でこすって料理の残りなどの汚れを落としましょう。そして好みでショートニングやオイルを薄く塗ります。 また手もちの鉄製のフライパンに蓋がついていても、保管するときは蓋を閉めずに別々に保管を。蓋をすると湿気がこもってサビが付いてしまいます。