10日は「JPCZ」の影響で平野部でも「大雪」のおそれ 最低気温は氷点下4度くらいまで下がる見込み 3連休はどうなる?
山陰地方は冬型の気圧配置が強まっていて平野部でも雪の降っているところもあります。9日午後も、冬型の気圧配置が強まり広く雪が降るでしょう。風が強く見通しも悪くなるため車の運転に十分注意してください。 【画像を見る】「JPCZ」の影響で平野部でも「大雪」のおそれ 雪はいつ、どこで降る?【14日にかけての大雪・雨シミュレーション】 そして今夜から、今シーズン一番の寒気が流れ込む見込みです。警報級の大雪となるおそれもあり警戒が必要です。 雪の降り方ですが、今夜は山陰の広い範囲で雪の天気になるでしょう。 北西の風が吹き付ける鳥取県東部や島根県西部の山沿いでは雪の量が増えそうです。 さらに、日付が変わって10日の未明から朝にかけては日本海側に大雪をもたらす「JPCZ」と呼ばれる風がぶつかるエリアが鳥取県を中心にかかる予想となっています。 JPCZが形成されると、帯状の雪雲のかたまりができて平野部でも大雪のおそれが出てきます。あすの朝は鳥取県を中心に平野部でも雪の量がさらに増えそうです。 あすの昼ごろになると、雪雲のかたまりが島根県東部にもかかりそうです。交通機関への影響に十分注意してください。 予想される雪の量、山沿いでは多いところで50センチ以上積もる見込みです。 平野部も多いところで島根県で10センチ以上、鳥取県で20センチ以上積もるところがありそうです。 あすの夜になると、寒気のピークは越えそうですが、雪の降りやすい天気は続きます。 週末3連休、土曜日も雪が降り、日曜日から月曜日も湿った空気の影響で雲が広がるでしょう。 気温ですが、あすは最低気温が氷点下4度くらいまで下がる見込みです。水道管が凍結するレベルの冷え込みになりそうですので、しっかり対策をお願いします。 あす日中も4度ほどしか上がりません。風も強く吹くので最大限の防寒対策をお願いします。
山陰放送