後藤真希さん、モーニング娘。加入時は「3週間でもう辞めたい」と思った理由とは|美ST
国民的アイドルグループ・モーニング娘。の超大型新人として、13歳で芸能界デビューした歌手・後藤真希さん。その後の活躍は誰もが知るところですが、あまりの多忙ぶりに3週間後には事務所に「辞めます!」と直談判したこともあるのだとか。そうした環境の中でも、25周年に至る今まで続ける原動力となっているものは何か、そして、ハロプロを卒業して新たな道に進むことを決意したのはなぜか…。「これまでがあってこそ今がある」という後藤さんの、アーティストとしての道のり、25周年の活動に込めた思いをたっぷりと語っていただきました。 【写真あり】後藤真希さんの変わらない爆美女っぷりがスゴい…
デビュー直後は多忙で体重減。「入るべきグループ間違えた!?」の思いも…
モーニング娘。に加入して3週間が経つ頃には、「もう辞めたい」と思っていました。私が加入して最初のシングルは『LOVEマシーン』。最初にデモを聞かせていただいた時は衝撃でした。「あれ!?モー娘。ってこれまでこういう曲だったっけ??」って。『Memory 青春の光』や『抱いてHOLD ON ME!』のような曲をイメージしていたので、それがイェイイェイウォウウォウな感じだったから、「何で!?」となりましたね。 8月4日に合格して、9月9日にはもうコンサートツアー開始という怒涛のスケジュールでした。その間にも様々な撮影やテレビの収録がある中で、モーニング娘。の既存十数曲の歌詞と踊りを10日前後で入れ、自分の立ち位置を叩き込まねばならなかったので、一気に体重も落ちてしまい…。「もう辞めます!」とマネージャーや事務所の人に直談判しました。先輩とはいえメンバーは10代や20代前半でしたから、大人に言わなきゃダメだと思って。でも、スルーされました(笑)。 そうこうしている間にツアー目前。ダンスの先生に怒られながら、日夜リハーサルスタジオで一人ビデオを繰り返し観ながら振り付けを覚え、先生のアシスタントさんに付いてもらってサポートしてもらいながら、振りが入ったらやっとメンバーと合流。全体練習でも自分ばかり間違えて、プレッシャーはすごかったですね。 だけど、初めてステージに立った日のことは今でも鮮明に思い出せます。本当に楽しかった。目の前に、会場いっぱいにファンの方々が詰めかけ、アイコンタクトで会話をしながらパフォーマンスをする刺激と快感は、他では変え難い経験なんです。負けず嫌いな気質もあったかとは思いますが、何より、ライブでのファンの皆さんとの関わりをまた経験したくて25年間やってこれたんじゃないかな、と思うんです。