「カーン、カーンって言うんだけど...」高原直泰が痛感したドイツの盟主バイエルンの凄み「ライン調整だけで自分の動きを止める」
「誰がじゃなくて、ディフェンスライン」
元日本代表FWの高原直泰氏が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。ドイツの名門バイエルンの凄さを語った。 【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 高原氏は、清水東高を卒業後の1998年にジュビロ磐田でプロキャリアをスタート。その後、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズへの期限付き移籍と磐田への復帰を経て、03年にドイツのハンブルクに完全移籍した。 欧州挑戦初年度に、伝説的GKオリバー・カーンを擁するバイエルンを相手に得点を決めたが、一方で強豪の強さを実感したという。 「このチームすげえなと思ったのがバイエルン。誰がじゃなくて、ディフェンスライン。4バックや2枚のセンターバックの駆け引きや調整、これが凄いなと思ったんですよ。世間ではキーパーがカーンなので、カーンとの対決、カーン、カーンって言うんですけど。 カーンの前にこれがいるから、みたいな。ライン調整だけで自分の動きを止めるというか。そういう感覚が初めてだったんですよ。バイエルンとやった時に、こういう駆け引きがあるんだなと初めて感じたんですよ。これがトップレベルなんだなと」 世界基準を味わった高原氏は、その後は06-07シーズンから所属したフランクフルト時代を含め、6シーズンにわたりドイツで活躍した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「三菱商事さんから話が来て」高原直泰がボカ移籍の経緯を述懐! 決め手となったのはトルシエの...
- 「町田のサッカーが汚いとか文句を言っている人は恥ずかしい」元Jリーガーが警告「ルールの範囲で時間稼ぎをして何が悪いのか」
- 「マジですごい」「何パターンも」内田篤人、セットプレーのアイデアが豊富な指揮官を明かす! 松井大輔も賛同「横浜FCの時にめちゃくちゃ見てた」
- 「2人の目線が恐かった」松井大輔、若き日の日本代表で“パスをくれなかった”2選手を告白「おまえ外すからやらないって...」
- 「ドイツは負けるべくして負けた」日本の急成長を実感する広島のスキッベ監督が、両国を冷静に客観視「世界トップに引けを取らない」とリスペクトも