DeNAじゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(1)前年から1軍で“出番なし”
三浦大輔監督のもと、1998年以来のリーグ優勝を目指す横浜DeNAベイスターズ。今季は、開幕からルーキーを筆頭に若手の奮闘が目立つ。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
京山将弥
・投打:右投右打 ・身長/体重:182cm/77kg ・生年月日:1998年7月4日 ・経歴:近江高 ・ドラフト:2016年ドラフト4位 高卒2年目に6勝をマークし、将来を嘱望されていた京山将弥。ところが、現状は苦しい立場にある。 近江高では2年春、3年夏に甲子園を経験。聖地で結果は残せなかったが、2016年ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズから指名を受け、プロ入りを果たす。 高卒2年目の2018年、開幕3戦目にプロ初登板を果たすと、5回1失点の好投。プロ初勝利を挙げるとともに、チームの開幕3連敗を阻止した。同年は13試合登板で6勝6敗、防御率5.64でフィニッシュ。 しかし、翌2019年は9試合登板で0勝6敗、防御率5.80と苦戦。翌年以降も一軍で不安定な投球が続いた。 昨季はオープン戦の段階でファームに降格すると、最後まで一軍のマウンドに上がることはできず。同年はファームで39試合に登板して3勝4敗、防御率3.06の成績だったが、53イニングで与四死球44を与えるなど、制球に苦しんだ。 2018年に彗星のごとく現れた京山だが、現在は崖っぷちに立たされている。プロ8年目を迎える今季は、勝負のシーズンとなりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部