一人で8年かけて制作された戦略ゲーム『NO PLAN B』4月3日に正式リリース決定。プレイヤーは特殊部隊やFBIなどの分隊をカスタマイズし”完璧”な作戦の遂行を目指す
3月17日、インディーゲーム開発スタジオのGFX47は、特殊部隊を編成して過酷な任務に挑む戦略シミュレーションゲーム『NO PLAN B』が4月3日に正式リリースすることを発表した。また、発表に際してリリーストレーラーが公開されている。 Steamストアページによると、本作はSWAT・FBI・強盗などの分隊の装備を整えてミッションに出撃させるタクティカルシミュレーションゲームだ。プレイヤーは見下ろし視点で分隊をどのように動かせば完璧に任務を遂行させるか考えながら移動先や戦術を練る必要がある。 作戦はリアルタイムで進行するが、「タイムライン」システムで画面を一時停止して入念に作戦を練ることもできる。なお、タイトルどおり本作は"プランB”が存在しない。プレイヤーは作戦が失敗したらタイムライン機能を用いて、より完璧なルートや戦法を編み出せるシステムとなっている。 また、本作はルート分岐を含むキャンペーンモード、自らミッションが作れる「ミッションエディター」なども楽しめる。 本作は2021年より早期アクセスバージョンが配信されており、記事執筆時点で337人の内90%から高く評価され、「非常に好評」ステータスを獲得している。Steamレビューでは、本作の難度の高さに確かな手ごたえを感じているコメントが寄せられた。 4月3日にリリースされる予定の正式版では、デイリーミッションや新たな武器、シールド、手榴弾、マップ作成用の数千を超えるアセット、80以上のカスタムミッションやスナイピング、しゃがみなどのアクションなど、多くの要素が追加されるようだ。 また、海外の掲示板サイトRedditにてGFX47が公開した内容によると、本作は一人で8年もの期間を費やして開発した作品のようだ。本作の売上によって、作者の将来が左右されるという。 この投稿には、「幸運を祈る」、「すばらしいゲームだから成功してほしい」、「8年?クレイジーだ。完成おめでとう」と本作に期待をいだくコメントが多数よせられた。作者はコメントに対し、「ウィッシュリストは既に4万件を超えているが、早期アクセスでなくなった場合、Steamのプロモーションが弱まる」と不安の言葉を述べた。 『NO PLAN B』はPC(Steam)に向けて早期アクセスバージョンが発売中。価格は1700円だが、3月22日までプロモーション価格として10%オフの1530円で購入できる。 本作が気になった方は、ぜひSteamストアページにてチェックしてみてほしい。なお、無料で一部を遊べる体験版も配信されている。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
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