秋華賞2024

展開のカギを握るセキトバイースト（２０２４年９月１１日撮影）

［ＧⅠ秋華賞＝２０２４年１０月１３日（日曜）３歳牝、京都競馬場・芝内２０００メートル］ 　展開のカギを握る１５番セキトバイースト（四位）は１２日朝、栗東で坂路１本（４ロン６８・０秒）の最終調整。四位調教師は「落ち着いてリラックスして走れていたね。大外を引いたので、どんな感じで回れるか、１～２角にかけての入りがポイントになりそう。桜花賞の後にしっかり休ませたのが良かった。カイバを食べてくれてメンタルも良くなった。京都内回り２０００メートルはこの馬の先行力が武器になる。あとは（藤岡）佑介が思い切って乗ってくれれば」と四位師はローズＳ（３着）同様、積極策での一発に期待を込めた。 　ローズＳ４着の４番タガノエルピーダ（斉藤崇）は１２日朝、栗東の角馬場で入念に体をほぐしてから坂路１本（４ハロン７３・２秒）のゆったりとしたキャンター調整。「いい雰囲気で馬体もしっかりできていますね。乗りやすい枠が当たりましたし、ある程度の位置で運べると思います。この中間は勝負どころでの反応が欲しかったので坂路追いに切り替えました。レースにいってその効果が出るようならいいですね」と斉藤崇調教師。 　ローズＳ７着の１２番ラヴァンダ（中村）は１２日朝、栗東で坂路１本（４ハロン６８・６秒）のキャンター調整。「変わらず順調ですね。前走は休み明けの感じもあったし、使った上積みはありそう。攻め馬の動きは抜群で、いつも〝もっと走るんじゃないか〟と思って使っているんですけどね。レースに行くと、稽古のようにスッと動けない。枠はもう少し内が欲しかったけど、後入れの偶数枠はいいですね。あとは（岩田望）ジョッキーが考えて乗ってくれると思う」と中村調教師。 　１勝馬ながらも果敢に挑戦してきた６番ラビットアイ（鈴木孝）は１２日朝、栗東で坂路１本（４ハロン６６・４秒）。「前走（ローズＳ１５着）は外からこられてゴチャついたのもあったかな。春先は重賞２勝のメイショウタバルやミアネーロ、ディスペランツァと差のない競馬をしていた馬。ゲートの中は落ち着いていてスタートも問題ないので、この馬の競馬ができれば」と担当の生田助手。