1~3月にTVerで一番再生されたのは『不適切にもほどがある!』、バラエティも3番組がTOP20入り
民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」は、2024年1-3月の全配信番組を対象とした「番組再生数ランキング」上位20番組を発表。阿部サダヲの主演ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)が、3,342万再生され総合1位を獲得した。昭和のダメおやじが令和へタイムスリップし、大騒動を巻き起こす同ドラマ。X(旧Twitter)では、放送のたびに懐かしいワードがトレンド入りするなど、話題を集めていた。 【ランキング表】話題のドラマが並ぶ中、バラエティは3つ!再生数ランキングTOP20 宮藤官九郎が脚本を手掛けた『不適切にもほどがある!』は、昭和と令和をタイムスリップしながら、時代が変わっても変わらない親子の想いや、愛する気持ち、人々の絆を描くヒューマンコメディ。TVerでの視聴者層は、M1からM2層(男性20歳~49歳)とF1からF2層(女性20歳~49歳)が約6割を占め、男女問わず幅広い年齢層に視聴され、再生数を伸ばした。 2位は、同じくTBS系のドラマ『Eye Love You』。二階堂ふみが主演を務め、韓国の若手俳優チェ・ジョンヒョプと共演したファンタジック・ラブストーリー。ジョンヒョプ演じるテオの韓国語の“心の声”に日本語字幕をつけた「テオの“心の声”字幕付きSPバージョン」も、本編と併せて多くの方に視聴されました。視聴者層はF1からF3層(女性20歳~64歳)が7割以上を占めた。 TOP20を見てみると、期間中に放送のドラマがランキングを占める結果に。その中でも、バラエティ番組は『水曜日のダウンタウン』(TBS系)、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)の3番組がランクイン。6位の『水曜日のダウンタウン』は、バラエティ番組唯一のトップ10入りを果たした。同番組は、先日発表された「TVerアワード2023」で、3年連続での「バラエティ大賞」を受賞。受賞に合わせて配信した傑作回5本も再生数を伸ばしたことも、ランクインの要因になった。 2024年1-3月は上位20番組すべてが1,000万再生超えを記録。全体の月間再生数も2024年1月に4億回、3月に4.5億回と期間中2度の過去最高記録を更新(※)した。 ※:2024年1月(2024年1月1日~1月31日)および2024年3月(2024年3月1日~3月31日)における、TVer単体のVOD・リアルタイム配信・追っかけ再生およびSP LIVEを合計した全デバイスでの動画再生数(ビデオリサーチにて算出) 『2024年1-3月 総合番組再生数ランキング』は以下のとおり。 【2024年1-3月 総合番組再生数ランキングトップ20】 1位:TBSテレビ 金曜ドラマ 『不適切にもほどがある!』3,342万 2位:TBSテレビ 火曜ドラマ 『Eye Love You』2,693万 3位:テレビ朝日 土曜ナイトドラマ 『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』2,648万 4位:フジテレビ 月9ドラマ 『君が心をくれたから』2,533万 5位:フジテレビ 水10ドラマ 『婚活1000本ノック』2,462万 6位:TBSテレビ 『水曜日のダウンタウン』★1,848万 7位:テレビ朝日 金曜ナイトドラマ 『おっさんずラブ-リターンズ-』1,838万 8位:日本テレビ 水曜ドラマ 『となりのナースエイド』1,799万 9位:日本テレビ 土曜ドラマ 『新空港占拠』1,758万 10位:カンテレ 月10 『春になったら』1,704万 11位:TBSテレビ 日曜劇場 『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』1,633万 12位:フジテレビ 木10ドラマ 『大奥』1,602万 13位:テレビ朝日 『アメトーーク!』★1,573万 14位:日本テレビ 日曜ドラマ 『厨房のありす』1,379万 15位:カンテレ 火ドラ★イレブン 『リビングの松永さん』1,155万 16位:テレビ朝日 オシドラサタデー 『恋する警護24時』1,154万 17位:テレビ朝日 木曜ドラマ 『グレイトギフト』1,133万 18位:日本テレビ 『月曜から夜ふかし』★1,104万 19位:フジテレビ 金9ドラマ 『院内警察』1,077万 20位:日本テレビ 金曜ドラマDEEP 『消せない「私」-復讐の連鎖-』1,046万 ※★はバラエティ番組 ※計測期間:2024年1月1日~3月31日 ※TVerにおけるVODのみの番組動画再生数(ビデオリサーチにて算出) ※リアルタイム配信・追っかけ再生による再生数は除外 ※放送局のキャッチアップサービスと他社プラットフォーム等は除外 ※番組ごとのエピソード数、エピソードごとの配信期間は異なる