山形が2選手を獲得! 横浜FMからMF吉尾海夏が完全移籍…ジョージア代表歴を持つFWミケルタゼも加入へ
モンテディオ山形は23日、MF吉尾海夏とFWベカ・ミケルタゼの加入を発表した。 横浜F・マリノスから完全移籍加入する吉尾は、1998年6月28日生まれの現在26歳。横浜F・マリノスの育成組織出身で、2017年にトップチームデビューを果たした後、ベガルタ仙台とFC町田ゼルビアへの武者修行を挟み、2022年に再びトリコロールの一員に復帰。ただ、今シーズンは出場機会に恵まれず、夏に済州ユナイテッドFCへと期限付き移籍しており、K1リーグでは18試合に出場し1得点を記録していた。 ジョージア代表の各年代選出歴を持ち、2020年にはフル代表デビューをも飾ったベカ・ミケルタゼは、1997年11月26日生まれの現在27歳。母国のゼスタポニでプロキャリアを始めた同選手は、2015年夏からの2シーズンに渡って国内屈指の“名門”ディナモ・トビリシに在籍。公式戦通算56試合出場し18得点を記録するとともに、国内カップ戦優勝も経験した。その後は、ルベン・カザン(ロシア)やクサンティ(ギリシャ)でプレーすると、2021年夏からニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)、2023年夏からは光州FC(韓国)と、アジアに活躍の場を移していた。 なお、ミケルタゼとは、今後実施されるメディカルチェックを経て、正式契約を締結することを併せて伝えている。 各選手のコメントは以下の通り。 [写真]=Getty Images ■吉尾海夏 ▼横浜F・マリノス退団に伴うコメント 「このたび、モンテディオ山形に完全移籍することになりました。マリノスファミリーの皆さん、長い間本当にありがとうございました。アカデミーの時から数えると人生の半分以上を横浜F・マリノスで過ごし、一人の人間として、一人のサッカー選手としてたくさんのことをF・マリノスで教えていただきました。小さい頃からF・マリノスのユニフォームを着て『F・マリノスのために闘いたい、F・マリノスでたくさんのことを成し遂げたい』と思い続け、ここまでやってきましたが、なかなか自分が思い描いていたサッカー人生を送ることはできませんでしたし、応援してくれている皆さんの期待に応えられず、申し訳ない気持ちと悔しい気持ちを感じている時間の方が長かったかもしれません」 「でも、どんなに苦しい時もすぐ側に最高の仲間と最高のファン・サポーターの皆さんがいてくれたから、自分はここまでやってこれました。引退する時に、『あの時のF・マリノスでの時間があってよかった』と言えるように、ピッチの上でもっと自分の価値を高めて皆さんの目に留まる活躍ができるように頑張ります。本当にありがとうございました」 ▼モンテディオ山形加入に伴うコメント 「モンテディオ山形の皆さん、こんにちは! 吉尾海夏です!1 日でも早く皆さんに認めてもらえるように頑張ります。J1昇格して最高の一年にしましょう!」 ■ベカ・ミケルタゼ ▼モンテディオ山形加入に伴うコメント 「モンテディオ山形を愛する皆さん、初めまして、ベカです。この度、モンテディオ山形という素晴らしいクラブに加入することになり、大変光栄に思っています。このクラブは美しいサッカーを展開し、J1昇格という大きな目標を掲げており、その一員になれることをとても楽しみにしています。私はこれから、チームの一員として全力を尽くし、たくさんのゴールを決めることで、チームの勝利に貢献したいと思っています。そして、ピッチ内外で皆さんに応援してもらえるように、プロフェッショナルとして成長していきたいと思います」 「モンテディオ山形のサポーターの皆さんの熱い応援はすでに耳にしており、そんな情熱的なファンの皆さんの前でプレーできることを本当に楽しみにしています。これから一緒に、さらなる高みを目指して歩んでいきましょう! これからよろしくお願いします。ARIGATO! ベカ」
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