【浦和記念】吉岡師「前半は馬の気に任せて後半勝負」ディクテオンが交流重賞初制覇
11月23日、浦和競馬場で行われた交流G2・浦和記念は、ディクテオンが重賞初制覇を飾った。同馬はライアン・ムーア騎手落馬負傷により本田正重騎手に乗り替わりとなっていた。 浦和記念の【写真】はこちら 浦和記念コメント 1着 ディクテオン 吉岡辰弥調教師 「休み明け1度叩いて、すごく状態が上がった中で今日のレースを迎えられたと思います。急遽アクシデントで乗り替わりになったんですけども、オーナーサイドと相談して本田さんにお願いしました。打ち合わせした時点で、すごく勉強していただいていて、特徴などをすごく掴んでいただいていたと思います。いつも前半はあまり進みが良くない馬なので、元々打ち合わせの時点で前半は馬の気分に任せて行って、後半勝負するということを話していました。ディクテオン号の母、メーデイアもすごく地方で結果が出た馬なので、その産駒ということで今日のレースを見ればすごく地方の砂も合っていると思いますし、これからすごく楽しみだと思います。地方で結果が出たのでそういう路線も考えながら、オーナーサイドと相談しながら進めていきたいと思います。生産牧場様、オーナーにとってもゆかりのある血統で結果を出させていただいて、とても嬉しく幸せに感じております。これからもすごく活躍してくれると思いますので、母を超える活躍を期待して、頑張りたいと思います。ありがとうございます」
本田「地方の砂合う」
本田正重騎手 「第1印象は、とてもいい背中だなとも思いました。JRAのレースも何度か見せていただいて、前半あんまり急がせない方が最後の脚も使うと先生もおっしゃっていたので、自信を持って乗りました。向正面の上がっていき方がとても素晴らしかったですね。地方のパワーのいる砂も合うのかなとは思います。今日は、祝日に大勢のファンの方々来ていただいてありがとうございます。 明日もまた浦和競馬続きますので、ぜひご来場お願いします」 レース結果、詳細は下記のとおり。 11月23日、浦和競馬場で行われた11R・浦和記念(Jpn2・3歳上オープン・ダ2000m)は、本田正重騎乗の5番人気、ディクテオン(せん5・栗東・吉岡辰弥)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に3番人気のミトノオー(牡3・美浦・牧光二)、3着に1番人気のテンカハル(牡5・栗東・矢作芳人)が入った。勝ちタイムは2:06.6(良)。 2番人気で幸英明騎乗、メイショウフンジン(牡5・栗東・西園正都)は、5着敗退。