連続試合安打4で止まった大谷翔平、力みは否定…エンゼルス時代の同僚に抑えられ「いいピッチングだった」
【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は13日(日本時間14日)、本拠地ロサンゼルスでのレンジャーズ戦に2番指名打者で出場し、4打数無安打だった。3試合連続の本塁打はならず、連続試合安打も4で止まった。エンゼルス時代のチームメートで、レンジャーズの先発右腕ロレンゼンに抑えられ、「バランスよく投げてきていて、いいピッチングだった」と振り返った。 【表】本塁打ダントツの大谷翔平、チャンスにも強いのに「打点王」じゃない理由
2点を追う八回一死一、三塁では、2番手のロバートソンに対し、ベッツ、大谷、フリーマンというリーグ最優秀選手(MVP)経験者の3人がそろって空振り三振を喫した。本塁打が出れば逆転という好機で無得点に終わり、スタンドのファンからため息が漏れた。
追い込まれてからワンバウンドしたナックルカーブに手を出し、3球三振となった大谷は「(好機でも気持ちとしては)基本的には変わらない」として力みがあったことは否定しつつ、「今日の一、三塁は外野フライでも1点が入る。そういうバッティングができれば、ヒットじゃなくてもいいのかなとは思う」と淡々と語った。