東北で4度目となるTEDxイベント、TEDxTohoku2014開催
ときに、小さな地域から生まれたアイディアが世界を変えることがある。2011年に起こった東日本大震災をきっかけに生まれたTEDxTohokuも、地域を変える地域発のアイディアを発信する場として活動を続けている。全世界を魅了しているプレゼンテーションイベントのTED。そこから広がったTEDxイベントの“東北版 “のTEDxTohokuは、今年で4回目の開催となる。 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町2-1)で10月12日(日)に開催されるTEDxTohoku2014。今回のイベントでは、発明家のCesar Harada氏や小惑星探査機「はやぶさ」などの開発に携わった吉田和哉・東北大学教授など、東北にゆかりのある専門家やアーティストなど、さまざまな分野にまたがって、活躍する国内外の有識者がプレゼンテーターとして招かれている。 TEDxTohoku2014 は、9月中旬から公式ホームページでイベント参加者の募集も開始。講演の様子はUstreamを通じて配信予定のほか、イベント終了後に動画のアーカイブをYoutubeで公開される。 TEDは「Ideas Worth Spreading」のコンセプトのもと、多彩な登壇者によるプレゼンテーションイベントを開催している。TEDx●●は、そのTEDから公式にライセンスを受け、世界各地で独自に、地域、大学などそれぞれの枠組みの中でイベントを開催している。その1つであるTEDxTohokuは2011年の東日本大震災後に、東北大学の学生を中心により組織され、「東北を創る人を増やす」という団体理念のもと、「東北発のアイディア」を国内外に発信する活動を行っている。 website