【連日完売】午前中には売り切れ必至!? “富士川の名物まんじゅう” 人気の秘密と舞台裏(every.しずおか特集)
静岡・富士川名物「松風堂の小まんぢゅう」 出来立てフワフワのお饅頭を求めて、朝早くから大勢のお客さんがやってきます。 【動画】午前中には売り切れ必至!?創業111年の老舗まんじゅう店に密着【every.しずおか特集】 (お客さん) 「早く来ないと、ないんだもの」 「出来立ては食べられないので、この時間じゃないと」
午前中には売り切れ必至!? “富士川名物・小まんぢゅう” その人気の秘密と製造の裏側に迫ります。 朝5時、松風堂の1日が始まります。最初にやって来たのは4代目のご主人、大石雅信さん。
(松風堂 4代目 大石雅信さん) Q:いつもこんな時間から? 「そうですね。その日作ったものをその日売り切るためには、だいたいこれぐらいの時間からじゃないと間に合わない」 作り置きは一切しないのがこだわり。開店はなんと朝7時半のため、それに向けてお饅頭作りの準備をします。
これが味の決め手となる“あんこ”。北海道産小豆100%の自家製餡です。 そして午前6時15分、お店に人が集まってきました。“小まんぢゅう”は短時間で大量に作らないとできないため、とにかく人手が必要。パートさんの存在が欠かせません。この日は7人。 4代目の女将・孝子さんも家事を済ませてやってきました。 “小まんぢゅう”を作る機械にある2本の筒に、あんこと生地をそれぞれ詰めて準備完了。開店まで1時間を切った6時35分“小まんぢゅう”づくりスタートです。
餡が生地に包まれて次々と流れてきました。おへそのように少し餡が飛び出しているのがポイント。それをセイロに等間隔で並べていきます。材料は、小豆 小麦粉 砂糖、重曹、食塩、水あめのみ。昔から変わらないレシピで保存料などは一切使っていません。そのため作り置きせずに、こうして毎朝作っているのです。
そして、5分程蒸し器にかけると…ふっくらと、おいしそうなお饅頭が蒸しあがりました。いますぐ食べたくなる光景です。 そして、ここからがスピード勝負!次々と蒸し上がるお饅頭が渋滞しないように、手際よく箱詰めし、超ベテランスタッフが、包装していきます。1箱包むのにかかるのは、わずか8秒ほど。物凄いスピードで、次々と箱が積み上がっていきます。
【関連記事】
- 【奮闘】復旧費用は“19億円“ 大雨被害で全線再開の見通しが立たない「大井川鉄道」…再生のための課題とは?(every.しずおか特集)
- 【ダウン症の少年画家】“シュールでポップ” 剛輝さんと家族の特別な思いを込めた展覧会 (every.しずおか特集)
- 【車いすの女子高生が挑む】真のバリアフリーを目指して! 社会を変える挑戦ー多様性と笑顔のイベント(every.しずおか特集)
- 【潜入】カップル成立なるか!? 「婚活界の瞬間接着剤」カリスマコーディネーターが婚活テクニックを伝授!(every.しずおか特集)
- 【密着】買い物難民の救世主!地域の仲間の生活をより豊かにしたい…地元で人気の移動スーパーに迫る【every.しずおか特集】