こっちのけんと 紅白初出場に「僕だけにドッキリの看板があるんじゃないかって…」
アーティスト・こっちのけんとが19日、東京・渋谷区のNHKホールで行われた「第75回NHK紅白歌合戦」(12月31日、夜7時20分)の出場者発表会見に出席した。 今年5月にリリースした「はいよろこんで」がTikTokなどで大ヒット。タイトルの「はいよろこんで」は新語・流行語大賞にもノミネートされた。 「昨日、韓国から帰ってきたばかりで、疲れたなって眠って、朝起きてやることがあったので事務所に行ったら、急に壁際に立たされて“ちょっと動画撮るぞ”と言われたあと、“紅白歌合戦が決まりました”って」と混乱しながらの一報を聞いたという。 紅白出場は目標だったが、「ずっとドッキリだと思ってて。白いカーテンが落ちる瞬間まで、僕だけにドッキリの看板があるんじゃないかって思ってました」とも明かした。 この喜びを報告したいのは「やっぱり家族」と語り、「今年、結婚したので妻に。そして、同じ業界で切磋琢磨しているライバルであり、友人である兄や弟にも伝えたい」と、兄の菅田将暉や弟の菅生新樹にも伝えたいと語った。2019年には菅田将暉が紅白に出場しているが「紅白の話は聞いてなかった。ちょっとこの後、聞いてみたいです」とも話した。 「今年の前半は躁うつと戦っていた」というけんと。その経験をもとに今年5月に出来上がったのが「はいよろこんで」だ。「自分のできることを全て発揮できるチャンスをいただいて。こっちのけんとのチームも、今までこんな大舞台を経験したことない人たち。全員で、とにかく今できることを後悔のないように過ごしてきた。楽しかったとかうれしかったということを感じている暇が1年でしたね」と怒涛の1年を振り返った。
東スポWEB