岡山の食と芸能集う「秋の桃太郎まつり」 12、13日に岡山城などで屋台やショー
郷土の食と芸能の祭典「秋のおかやま桃太郎まつり」と歴史をテーマにした「集え! 岡山城」が12日、岡山城(岡山市北区丸の内)一帯で開幕する。13日までグルメ屋台やステージショーなど多彩なイベントで県都の秋を盛り上げる。11日は各会場で設営作業が進められ、準備が整った。 岡山城下の段広場の特設ステージでは武将隊のパフォーマンス、伝統芸能の披露、観光PR、うらじゃ演舞を予定。岡山県内外の自治体などによる「お城自慢エリア」も設ける。中の段にはドーム形の遊具や縁日遊びが楽しめる「こども広場」がお目見えする。 下の段広場と石山公園(同石関町)には各地のグルメが一堂に集まる「ふるさと食の自慢市」の屋台が並ぶ。新見市のブランド牛・千屋牛の串焼き、笠岡ラーメン、美咲町で人気の卵かけご飯といった郷土の味がそろう。 12日は5年ぶりに「宇喜多軍武者行列」が復活。甲冑(かっちゅう)や着物姿の約90人が表町商店街(同表町)などを練り歩く。13日は下の段広場で謎解きクリエーター集団代表の松丸亮吾さんによるトークショーがある。 桃太郎まつりは岡山県、岡山市、岡山市連合町内会、岡山商工会議所、岡山青年会議所、おかやま観光コンベンション協会、RSK山陽放送、岡山放送、テレビせとうち、山陽新聞社でつくる運営委員会の主催。集え!は岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくるおかやま城下町物語実行委員会の主催。