FANTASTICS・佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が共演したJO1メンバーの印象を語る「本当にいい人たち」
FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が、7月19日(金)公開の映画「逃走中 THE MOVIE」に出演する。 【写真を見る】「逃走中 THE MOVIE」への思いを語ってくれた中島颯太、佐藤大樹、瀬口黎弥 同作品は、フジテレビ系で放送されている人気バラエティ番組をドラマ映画化したもので、逃走者はハンターから逃げた時間に応じて賞金がもらえ、捕まれば賞金ゼロという一か八かの"一攫千金ゲーム"が何者かに乗っ取られ、期せずして"命懸けのゲーム"に巻き込まれてしまった逃走者たちの人間ドラマを描く。メインキャストにJO1とFANTASTICSが奇跡のコラボを果たしていることでも話題となっており、ファンならずとも大きな期待が寄せられている。 高校時代、共に陸上部だった大和(JO1・川西拓実)・瑛次郎(中島)・賢(JO1・木全翔也)・陸(瀬口)・勇吾(JO1・金城碧海)・譲司(佐藤)は、全員でおそろいのミサンガを付けるほど仲の良いメンバーで、良きライバルとして競い合っていた。だが、最後の大会で絆に亀裂が入ってしまったことで卒業後はバラバラに。それぞれの道を歩んでいた中、ある日、彼らの元へ「逃走中」参加者招待のメールが届く。変わらぬ毎日に退屈していた大和をはじめ、それぞれの思いを抱える6人はゲームに参加することに。東京を舞台に開催される史上最大規模の「逃走中」がスタートし、参加者たちがゲームを楽しんでいると、突然ゲームを管理するクロノス社が何者かに乗っ取られ、一部のハンターが暴走、制御不能になる。さらに、捕まったら黒い影に覆われ消滅してしまい、生き残ったら賞金は100億円という"命懸けのゲーム"と化してしまう。 今回、佐藤、中島、瀬口の3人にインタビューを行い、出演を聞いた時の感想や撮影の思い出、100億円を手にした時の使い道などを語ってもらった。 ――出演を聞いた時の感想は? 中島「本当に嬉しかったです!3人別々に聞いたんですが、会った時に『聞きました?』って言い合いました(笑)。どういうかたちかは分からなかったのですが、映画ということで大規模だというのは教えてもらっていたので、本当にわくわくしたのを覚えています」 佐藤「やっぱりバラエティのイメージがあったので『映画ってどういうことかな?』と思いながらも、ドラマ映画化ということですごく興味がわきました。そういう大きなプロジェクトに出られることがすごく嬉しかったです」 瀬口「映画化ということにまず驚きましたし、バラエティの『逃走中』には出たことがなかったので、逃走中に関われることが本当に嬉しかったです。『内容もどんなものになるんだろう?』と本当に胸が躍りました」 ――JO1・川西さん、木全さん、金城さんとの共演についてはいかがでしたか? 佐藤「もう、めっちゃ楽しみでした!『やってやらぁ!』って思いました(笑)。事務所の垣根を越えるって今の時代だからこそ実現したんだと思います。同じ事務所の先輩のGENERATIONSさんと音楽番組でコラボされていた時など、ずっと見させていただいていたので、お芝居で共演できるというのが本当に楽しみでした。1人1人のキャラクターをもっと知れると思ったし、JO1のファンの皆さんにFANTASTICSのことを知ってもらうチャンスだとも思ったので、楽しみでしかなかったです」 中島「僕は元々、JO1に3人仲の良いメンバーがいたので、『誰と共演なんだろう?』って思っていたら、(川西、木全、金城が)しゃべったことのない3人だったので新鮮でした。お会いして話したら、同年代ということもあってすごく気も合って、すぐにめちゃめちゃ仲良くなることができました。クランクインの前に陸上のフォームを練習する機会をいただいて、そこで6人全員が一気に仲良くなれました」 瀬口「会った瞬間に『本当にいい人たちだな』と思いました。明るいし、面白いし、気さくで、リスペクトがありながらイジってきてくれたりもして。本当に6人が高校生の時から一緒にいるような雰囲気を作ってくれました」 ――撮影中の思い出は? 佐藤「クランクイン初日に撮った高校時代のシーンですかね。全体のカットからそれぞれの寄りのカットまで一番多く撮ったシーンだと思うんですが、高校時代の円陣シーンの空気感がすごく好きでした。映っていないところで互いに笑かそうとしたり、本当に和気あいあいとしていて。初日からあの雰囲気が作れたことで、『絶対楽しい現場になる』って確信が持てました」 中島「(瀬口)黎弥くん演じる陸がわいわい盛り上げるキャラでもあったので、率先してハイテンションに持っていってくれたので、それでみんなが一気に上げられたというのもありました」 瀬口「『行けんのか~い?』とか言ってましたね(笑)」 中島「あと、全員で手を揃えるというのが難しかったよね。タイミングを合わせて全員で手を出すんですが、誰がどの高さで出すかは決めていなかったので、30回くらいリトライしたんです」 佐藤「指と指が(当たって)カッ、カカッてなるんですよ(笑)」 ――それぞれの役を演じる上で気を付けたところは? 中島「瑛次郎は真面目で優しさもあるキャラクターなんですが、時折シリアスな表情を見せるように気を付けました。前半においても、『ただゲームを楽しむのではなく、"裏に何かある"ということをちょっと出してほしい』というリクエストもありました」 佐藤「『回想シーンの時の譲司と現代の譲司が全く別物に見えるようにしたいよね』って監督と話していて、姿勢とか後ろ姿の見え方をすごく気を付けました。あと6人の中では台詞が少なかったので、台詞がないぶん表情の作り方はかなり意識しました」 ――ストーリー上、譲司は一人でいることが多かったと思いますが、演じていて寂しさなどは感じたりしたのでしょうか? 佐藤「寂しかったですよ~。現場に行くたびに他のみんなはどんどん仲良くなっていっているし、シーン的にも絡みが少ないからアドリブとかもできなくて、めっちゃ寂しかったです...」 中島「ずっと端っこに座ってたもんね」 瀬口「役作りしてんのかと思って、距離を置きました。あんまり話しかけない方がいいのかと思って(笑)」 佐藤「おい~!」 瀬口「でも5人で最後の撮影があった時、(佐藤)大樹くんはわざわざ現場にクランクアップを祝いに来てくれて!その時は譲司ではなく大樹くんでしたね」 佐藤「どうしてもクランクアップの時に、黎弥においしいビールを飲んでもらいたくて、缶ビール片手に花束と一緒に持って行ったんです」 ――もし100億円を手にしたら、どんなことに使いますか? 中島「僕は、たくさんの人に1人1万円ずつ配りますね」 瀬口「僕は、全国の小学校にゴールキーパーグローブを...」 佐藤「ちょっと2人共、うそつくのやめましょう!印象良くしようとしてるじゃん。僕は100億円で『逃走中』の続編を作ります。『逃走中 アジアンミッション』とか」 中島「じゃあ僕も、大樹くんとは違う場所の『逃走中』を作ろうかな」 瀬口「じゃあ僕は『逃走中 -1.0』を作ります(笑)」 ――最後に映画をご覧になる方々にメッセージをお願いします。 佐藤「史上最大規模でお届けする『逃走中』なのですが、バラエティの『逃走中』ではなくドラマ映画化ということで、僕たち6人が『逃走中』に参加する理由などそれぞれにドラマがあります。きっと登場人物の誰かに感情移入して、その人を応援したくなる作品になっていると思います。老若男女全ての方に必ず満足していただけると思うので、ぜひ劇場で観て欲しいです!」 中島「この映画は作品としてすごく勇気づけられるものになっていて、仲間の絆だったり、自分自身を乗り越えていく力を感じることができると思います。この作品を観て何かに挑戦するきっかけになってもらえたら嬉しいです」 瀬口「日本国民の誰もが知っている『逃走中』に、メインキャストとして出させていただいたことが本当に嬉しいです。今年の夏は、ぜひ皆さんに『逃走中』を観ていただけるよう、僕らも大ヒットを願っていろんなところで発信できたらと思っています。今年は、走りまくる夏にしたいと思います!(笑)」 文=原田健 撮影=中川容邦 メイク=福田翠 (Luana) 加藤恭子 (Luana) 朴映宣 (Luana) 衣装=中瀬拓外
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