春の山火事防止 ステッカーで呼びかけ 県と郵便・宅配業者<岩手県>
岩手めんこいテレビ
空気が乾燥する春先に増える山火事を防ごうと、岩手県が郵便局や宅配業者の車にステッカーを張って注意を呼びかけることになり、3月7日に出発式が行われました。 これは県が企画したもので、7日は県庁で出発式が行われました。 県は日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便と、県民の安心安全を守る包括連携協定を結んでいて、その中で今回それぞれの車両に「山火事注意」と書かれたステッカーを張ってもらい注意を呼びかけます。 2023年、県内で発生した林野火災は28件で、このうち16件が3月から5月におきました。また主な原因はたき火や農地での野焼きでした。 県 森林整備課 小川健雄整備課長 「空気が乾燥する時期になっていますので、県民や入山される皆さまには、野外での火の取り扱いに十分注意して山火事注意の意識を高めていただければ」 ステッカーは3つの事業者あわせて700台の車両に張られ、5月末まで呼びかけが続きます。
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