ブロッコリー卸売価格が平年の5割増し キャベツも1玉200円ほどが500円に… 理由は天候不順 今後の見通しは
(若狭キャスター) 今後どうなるのかが気になります。 (大石アンカーマン) 今後の価格の展開を聞いてみました。 ■キャベツは6月に価格が下がる? ニンジンは…? まず6月にはキャベツは価格が下がるんではないかということなんですね。なぜかというと、長野や群馬の高知キャベツ、これが入ってくるので全体として、供給量が増えるので、格差が下がるのではないかと。そしてニンジンなんですけれども、こちらは7月まで高値が続くのではないかというふうに見ています。 地元岐阜県各務原市のニンジンも入ってくるんですが、少しずつ状況が改善されても、やっぱり7月ぐらいまでは高値になるんじゃないかということです。 (若狭キャスター) いずれにしてもその先を考えると「天気」がどうなるのかが非常にポイントになってくるんですが、桜沢気象予報士に解説してもらいます。 (桜沢信司気象予報士) はい。なかなか天候は落ち着かないんです。16日発表された最新の1か月予報によると、東海地方の気温は平年より高め、そして降水量なんですが、平年並みかやや多い予想。降水量が多いと、やはり日照時間も少なくなるので、まだまだ農作物の管理が必要な日が続きそうなんですね。 (若狭キャスター) 単純な質問ですが、野菜にとっては、平年並みの天気が一番いいんですか? (桜沢気象予報士) そうですね。この時期、やはり平年並みの気温や降水量で、農作物は順調に育ってくれると思います。平年より気温が高いとやっぱり急に成長してしまったりしますから、天候の影響は大きいですね。
CBCテレビ