「偶然かな。」イ・ウォンジョン、役とのシンクロ率は100%超え?“明るく愉快な性格がそっくり”
俳優イ・ウォンジョンが、tvN月火ドラマ「偶然かな。」に出演した感想を語った。 最近韓国で放送終了したtvN月火ドラマ「偶然かな。」(演出:ソン・ヒョヌク、チョン・グァンシク、脚本:パク・グロ)は、初恋相手に10年ぶりに偶然出会い、運命のように絡み合って、再び恋に落ちる初恋記憶召喚ロマンスだ。 劇中、イ・ウォンジョンは、イ・ホンジュ(キム・ソヒョン)とキム・ヘジ(キム・ダソム)の男友達で、カン・フヨン(チェ・ジョンヒョプ)の親友クォン・サンピル役を演じ、愉快で可愛らしいティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)を披露した。特にキャラクターのコミカルな雰囲気を生かし、ドラマを明るくすると共に、友情と愛の間で仲裁する役割を果たした。そしてストーリーをリードする重要な役割を果たしたと評価されている。 ―― 放送を終えて、今の心境はいかがですか? イ・ウォンジョン:放送を待っていたこの作品がtvNで放送されるという話を聞いた時、本当に嬉しかったです。これまでお見せしたことのない新しい姿で視聴者の皆様にあいさつできて幸せでしたし、サンピルを温かい目で見てくださって本当にありがたいです。撮影する間、苦労された監督やスタッフの方々、そして俳優の方々にも感謝しています。撮影現場が楽しく愉快だっただけに、今度また別の作品で会いたいです。これまで「偶然かな。」を視聴してくださった皆様にもう一度感謝申し上げ、また良い作品でお伺いしますので、楽しみにしてください。 ―― 撮影を終えて放送を待っている間、俳優として変わったことはありますか? イ・ウォンジョン:初めて撮影を始めた時が22歳で、今は24歳になりましたが、その間、少し落ち着いてきたような気がします。演技に対する考えがさらに多くなりましたし、どのように進むべきか方向性についても悩むようになりました。また、何かを選択する時も、さらに慎重になり、芝居する時の姿勢や集中度も大きく変わりました。その時も今も同じイ・ウォンジョンなのですが、30%ほど成熟したのではないかと思います。 ―― クォン・サンピルとのシンクロ率は何%だと思いますか? イ・ウォンジョン:サンピルはテンションが高くて明るく愉快な人です。僕も似たような性格ですので、演技しやすかったです。そのため撮影した時は、シンクロ率が100%を超えて110%だと思いました。ところが、1年6ヶ月の間にイ・ウォンジョンという人が落ち着きましたので、今は80%ほどだと思います。30%成熟した分、シンクロ率も落ちたと思います。 ―― 同世代の俳優たちと撮影する中で、特別なエピソードはありましたか? イ・ウォンジョン:キム・ソヒョン(イ・ホンジュ役)先輩と一緒のシーンが多く、年齢も近いので、特に楽しかったです。何がそんなに面白かったのかは覚えていませんが、けらけらと大笑いしたこともあります。「転がる落ち葉を見るだけでも笑みがこぼれる」という言葉のように、何でもないことでそのように笑っていました。カットがかかってそれぞれのキャラクターから抜け出した顔を見るだけでも笑うこともありました。 ―― これから挑戦してみたい役やジャンルはありますか? イ・ウォンジョン:僕は世の中に存在するすべてのキャラクター、ジャンルをやってみたいです。まだやったことのない職業やキャラクターがあまりにも多く、その分学ばなければならないことも多いと思います。一つ選ぶとしたら、ノワールジャンルに出演したいです。僕は自分の目が持つ力と吸引力を信じていますので、上手く表現できると思います。もしノワールをやることになれば、おそらく途方もない努力が必要だと思います。また、真心が伝えられる人間味のあるストーリーのドラマにも出演したいです。やりたいことがとても多いのですが、任せて頂ければ、全てにチャレンジしたいです。 ―― デビュー後、一年も休まず精力的に活動しています。今後の目標と抱負を聞かせてください。 イ・ウォンジョン:今の僕に安住せず、うぬぼれることなく、与えられたことに最善を尽くそうとしています。そして人々に「演技が本当に上手な俳優」と言われるまで努力します。人間イ・ウォンジョンとしては、周りに温かく、明るいエネルギーを伝える良い人間になりたいです。あ、そしてまだ映画には出演したことがないので、いつか機会があれば観客の方々にもお会いしたいです。 ―― 最後にドラマ「偶然かな。」を愛してくれた視聴者の皆さんへ一言お願いします。 イ・ウォンジョン:人生に疲れて大変な時は「今日も肉活」というサンピルの店の名前のように、親しい友人に話を打ち明けるように、いつでもサンピルを探してみてほしいです。表現が未熟ですし、突っかかるような人ではありますが、誰よりも話をよく聞いて、すぐに行動に移す義理堅い男ですので、恋しくなった時に見に来てください。長いといえば長く、短いといえば短い間、一緒に泣いて笑ってわくわくしてくれた視聴者の皆様に感謝します。
キム・チェヨン