IBF王者マルティネス、アルゼンチン大使館でテンポーネ特命全権大使と面談
プロボクシングのIBF世界スーパーフライ級王者のフェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=が3日、東京・港区のアルゼンチン大使館を訪問し、エドゥアルド・テンポーネ特命全権大使と面談した。テンポーネ特命全権大使はWBA王者の井岡一翔(35)=志成=との2団体王座統一戦(7月7日、東京・両国国技館)を観戦に訪れる予定で、マルティネスを激励した。 アルゼンチンから6月28日に来日したマルティネスはロドリゴ・カラブレッセ・トレーナー(アルゼンチン)と一緒にテンポーネ特命全権大使と約45分間話し込んだ。ボクシングの話やサッカーの話、家族の話や食べ物の話など話題は多岐に及び、テンポーネ特命全権大使は「何か困ったことが起こったら連絡してくれ」とカラブレッセ・トレーナーと連絡先を交換し、〝全面支援〟を約束した。 マルティネスは「とても良い時間を過ごしました。たくさん笑いましたし、大使に『試合の日に見に行くよ』と言われたので、良い試合をしたいと思っています」とモチベーションを高めた。 興行はインターネットテレビのABEMAで午後3時45分から独占無料生配信される。プロ戦績はマルティネスが16戦16勝(9KO)、井岡が34戦31勝(16KO)2敗1分け。(尾﨑陽介)