ミンティアvsフリスク 花粉症の季節に重宝するミントタブレットを徹底比較【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】
【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】ミントタブレット編 花粉症で、さらさらした鼻水から、黄色になり痰が出る蓄膿症を併発し熱が出る人もいるようです。私もそんな症状から咳が出るようになりました。例年の花粉症よりひどいので、見逃しやすくなりますのでご注意を。 「びっくりドンキー」の店舗がボロいのには理由があった! 話を花粉症に戻しましょう。私は日頃から欠かさずに乾燥したら飴をなめていましたが、ミント味の飴は花粉症には、なんだかかえって鼻水がずるずる出るようになりました。 そんな時、即効性があるのがタブレットです。いつの間にか種類もフルーツ味などが増えて、かなりのスペースでレジ前などに広く棚をとられています。私も、声がガラガラになった時や収録時のスタジオで声を出す直前、大学での講義前には欠かせません。 今回は、アサヒグループ食品の「ミンティア コールドスマッシュ」とクラシエの「フリスク ペパーミント」を比較してみます。 粒を比較してみると一目瞭然、フリスクは白くてやや大きくて高さがあります。ミンティアは水色でやや小さめです。測ってみると幅は0.8ミリ近く差があります。高さも1ミリほどフリスクが高いです。数えてみるとフリスクは1箱に40粒しか入ってませんが、ミンティアは50粒もあります。だから小さいのも仕方がないのかもしれません。ケースの大きさもフリスクは、粒が高いだけあってケースも高さがあります。 味はどうでしょう。 私にとってはフリスクはぜいたく品で、いつも手が届かない値段です。口に入れた第一印象はトローチのような真面目な味です。詰まっていた鼻の奥までツーンと、まさに鼻が通ったという感じです。耳鼻科で治療して薬を吹きかけた後のようなすっきり感があります。1箱あたり26キロカロリーでタンパク質0.01グラム、脂質0.13グラムです。炭水化物は8.4グラムです。 一方、ミンティアは小粒ですが、バカにしてはいけない。鼻がすっきりするだけでなく、舌がピリピリしだして、それは上顎まで広がります。コロナ禍でマスク着用時専用のミンティア+MASKが売れましたが、これは香りというよりも、刺激が強く、眠気覚ましによさそう。 カロリーは1箱あたり22キロカロリーでフリスクより少ないですが、タンパク質は0.02~0.3グラムで高めです。炭水化物は6.7グラムでフリスクより少なめです。 値段は近所のスーパーでフリスクが178円(税別)でミンティアは98円(同)。花粉症にはフリスクがよさそうですね。 売り上げを比較するとシェア1位のミンティアは過去最高の230億円あまりから、コロナで150億円前後(2022年)になり、今は徐々に増えています。フリスクもコロナ禍の影響で20~22年は19年比で売り上げが4割減少しましたが、23年は110%ほどに増えていたようです。 (柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)