草なぎ剛、主演映画舞台あいさつで大暴れ ひこにゃんと“即興漫才”も「ふなっし~!」
俳優・歌手の草なぎ剛が29日、都内で行われた映画『碁盤斬り(読み:ごばんぎり)』大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。草なぎは終始ハイテンションな舞台あいさつで会場の爆笑をさらった。 【写真】ひこにゃんと熱いハグ!即興漫才で絆が芽生えた草なぎ剛 観客のスタンディングオベーションで迎えられた草なぎは、笑みを浮かべて小走りでステージに上がると「スタンディングオベーションでお出迎えされたのは初めてなのでうれしいです」と感激。同作を何度も観たファンも多いと聞き「たくさん追い『碁盤』していただいて、僕満足、“一本満足”です」と草なぎならではのフレーズで感謝。「マイクなんていらないんじゃないの?(笑)」と地声でトークする場面もあった。 ここで、草なぎ演じる格之進の故郷であり映画の重要なキーとなる彦根藩から“ひこにゃん”が応援にかけつけると、草なぎは「ようこそひこにゃん!かわいい!」とさらにハイテンションに。 草なぎは、ひこにゃんの声を代弁したように、映画についての感想を「つよぽんが最高だったって(笑)」と自ら話した。また、高い声でひこにゃんがしゃべっているように話し始めた草なぎは「おもしろかったよ~!ふなっし~~!」とボケると、MCから「ひこにゃんです(笑)」とツッコまれる場面も。 しかしその後も草なぎは「(高い声で)感動の物語なんだね~。ひこにゃん知らなかった、ふなっし~~」といじり、ひこにゃんから持っている刀で切られるなど即興漫才のようなかけあいで笑わせた。 最後には「きょう見た感想をほかの方に広めていただけたら、必ず伝わる作品だと思います。これをステップにみんなが次に向かえるような作品だと思いますので、ひとりでも多くの方がこの作品を観て、何か感じていただけたら幸せな世の中になるかなと思います」と真面目なあいさつをしつつも、ひこにゃんの鼻を触り「(高い声で)つよぽん、僕の鼻は碁石じゃないにゃん~!触らないでにゃん~」と笑いで締めくくった。 本作は、あるえん罪事件によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りをかけ、囲碁を武器に死闘を繰り広げるリベンジ・エンターテイメント。草なぎがえん罪におとしめられた浪人・柳田格之進役で主演し、時代劇を初めて手掛ける白石和彌監督との強力なタッグが実現した。 イベントにはこのほか立川談慶、藤沢里菜も参加した。