『虎に翼』“多岐川”滝藤賢一、少年法改正に涙の抗議 ネット称賛「凄まじい」「朝から泣く」
伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第120回)が13日に放送され、少年法の改正に対して、涙を流して抗議する多岐川(滝藤賢一)の姿が描かれると、ネット上には「圧倒される…」「愛の信念、凄まじい」「朝から泣く」などの声が集まった。 【写真】小橋(名村辰)、稲垣(松川尚瑠輝)を抱きしめる多岐川(滝藤賢一) 『虎に翼』第120回場面カット 病が進行した多岐川の元に小橋(名村辰)、稲垣(松川尚瑠輝)ら懐かしい顔ぶれが集まる。かつての部下との再会に大喜びの多岐川だったが、寅子(伊藤)から渡された法務省作成の少年法改正要綱を読むと一変。「今さっきの感動が全部吹き飛ぶな、これは」と呆れた様子でつぶやく。 寅子が「思うところをお話しいただけますか?」と聞くと、多岐川は声を振り絞るように語り始める。厳罰化に反対する多岐川は少年法改正要綱が、現在の少年法の基本的構造を変えることを指摘。多岐川は涙を流しながら、罪を犯した未成年に対して、刑罰を科して執行猶予をつけるだけで終わるのではなく、保護処分によって、己と向き合う時間を作ることが更生につながるため重要であると強調。「非行少年の更生のため、愛を持って実務に携わる我々は…強く望む!」と目を見開くのだった。 病床の多岐川が、少年法改正に抗議する姿が描かれると、ネット上には「多岐川さんの迫力に圧倒される…」「執念のような強い愛の信念、凄まじい」といったコメントが続出。また、多岐川役の滝藤の熱演にも「滝藤さんの演技、鬼気迫るものあるな」「うますぎて朝から泣く」などの反響が相次いだ。 その後、第120回の終盤で多岐川が亡くなったことが明らかになると「多岐川さん愛をありがとう」「多岐川さんを演じるのが滝藤さんで大大大正解の神配役でした」といった投稿も多数寄せられていた。