24時間テレビチャリティーマラソン SNSでの追跡は想定内!?
今年で38回目の放送を迎える日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」が22~23日に放送される。 同番組の名物企画といえば、“チャリティーマラソンランナー”が番組終了までに約100キロメートルを走り、ゴールとなる日本武道館を目指す「チャリティーマラソン」が広く知られている。今年は同番組史上初の試みとして、ロックバンド「BREAKERZ」のボーカルのDAIGOが、47都道府県をたすきでつなぐリレーのアンカーとして100キロメートルを走ることになる。 「24時間テレビ 愛は地球を救う」の功績と叩かれる理由
92年放送の第15回からスタート。最高齢ランナーは70歳の徳光氏
同企画は、92年放送の第15回からスタートしたが、第15回、第16回、第18回と過去3回務めた間寛平をはじめ、数多くの著名人がランナーを務めている。 ランナーの年齢では、過去最高齢が11年放送の第34回の徳光和夫氏の70歳(※当時)、過去最年少が98年放送の第21回の「V6」の森田剛(19歳)。走行距離では、過去最長が95年放送の第18回の間の600キロメートル、過去最短が11年の第34回の徳光氏となっている。 ただし、間の600キロメートルは阪神・淡路大震災の被災地である神戸市内から日本武道館までを1週間かけて走破するというもので、番組放送中に走り続けるという企画内容では、92年放送の第15回で間が走った153キロメートルが最長となるだろう。 また、12年放送の第35回に関しては、佐々木健介&北斗晶ファミリーがランナーを務めて、家族揃ってスタートした後は、家族4人が順番に走り、合計で120キロメートルを走破した。
番組リニューアルをキッカケに目玉企画に浮上
同局社員は「チャリティーマラソン」についてこう語る。 「『チャリティーマラソン』は第15回からスタートしたわけですが、その時はちょうど番組のリニューアルを考えた時期で。『24時間の放送を通じて目玉になる企画はないか?』という話し合いの中で生まれたのが、『チャリティーマラソン』でした。当初は毎年続けるという取り決めはなかったのですが、こちらの想像以上に視聴者からの反響が大きかったということもあり、今まで続いているというのが実状です」 その第15回は、元々マラソンを趣味にしていた間が153キロメートルを走り抜いたが、「当初は200キロメートルの予定でしたが、事前に出発地やルートを公開していたために観衆が殺到し、途中棄権となりました。最近は、そうしたトラブルを避けるべく、マラソンコースは公表しないようにしています」(同局社員)とのこと。 本番前には「チャリティーマラソン」専属のスタッフがコースの下見もするという。