自転車のヘルメット、かぶっていますか? 着用率は約7.5% 努力義務化から1年、変化はわずか 愛知県
テレビ愛知
自転車のヘルメット着用が努力義務となってから1年。愛知県での着用率に変化はあったのか、テレビ愛知独自の調査で2023年と比較してみました。 全国で相次ぐ自転車の交通事故を受けて、2023年4月1日、自転車に乗る際には、ヘルメット着用を努力義務とする改正道路交通法が全国で施行されました。 施行から1年。テレビ愛知は、名古屋市内の交差点でヘルメットの着用率を調査しました。1時間調査した結果、自転車に乗っていた人は371人で、このうちヘルメットを着用していたのは28人。着用率は約7.5%でした。2023年の4月の調査の約7.0%と比較すると、あまり変化は見られませんでした。 自転車利用者に話を聞いてみると… 50代: 「全然みんな意外とかぶっていないので、みんながもうちょっとかぶったらかぶる」 一方で、努力義務になってから、ヘルメットをかぶるようになったという人も… 80代 「安心です。転んでも平気だから。買い物が多いとふらつくからね」
愛知県警はヘルメット着用率向上へ動き
テレビ愛知の調査では、自転車のヘルメット着用率はあまり変わらないという結果になりましたが、愛知県警に取材すると別の調査の結果が出てきました。 自転車で交通事故に遭って、けがをしたり、亡くなったりした人のヘルメット着用状況を愛知県警が調査した結果、努力義務化前が13.2パーセントでしたが、努力義務化後は18.3パーセントとなりました。 ヘルメットの着用状況は5.1ポイント増加していますが、愛知県警ではまだまだ足りていないとして、着用率の向上に向けて動いています。
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