相手都合で取引キャンセルされたのに「怒れなかった」理由とは Xで話題のネットオークション「面白エピソード」
史上最短最速取引に?落札相手がまさかの父親
ネットオークションに出品したものが落札され、落札者に連絡を取ったところ、相手はなんと父親だった、というエピソードがXで話題となったことがあります。 ヤフオクで出品者が息子と知らずに父親が落札→その場で手渡し→これはもしや... - Togetter この出来事を投稿したXユーザーはちょうど帰省のタイミングと重なっていたため、出品物を持って実家に帰ったところ、落札者が父親と判明。その場で品物を手渡しすることとなったとのこと。 「たぶんヤフオク史上最短の取引だと思う」と語っています。しかも、ユーザーの父親はこの取引以外でも、出品者が息子と知らずに入札していたことがあったそう。 話を知ったXユーザーからは「世間が狭いのか、似たもの親子なのか」「奇跡ってあるんですね」と微笑ましく受け取るコメントが。 ほかにも、「落札したら出品者が隣のマンションの人だったことはある」「同じ商品を競り合っていた相手が父親だったことがあります」など、出品者や入札者が身近な人だったという体験談が寄せられました。 多数の利用者がいながら、自分にとって身近な人と取引することになるというのも、まったくありえない話ではありません。こんな偶然が起こるのも、ネットオークションだからこその面白い側面と言えそうです。
相手都合でキャンセルされたのに、怒れなかったマニア同士の取引
ネットオークションでは時折、取引相手とトラブルに発展したという出来事も起きています。 あるXユーザーは、相手の一方的な都合で取引をキャンセルされてしまいました。ところが相手に対し、「怒れなかった」という体験をした話をXに投稿。その内容が注目を集めたことがありました。 ネットオークションで購入したものを完全な相手都合でキャンセルされた話がなんかいい話だった「ドラマを感じる」「私ならこれ怒れない」 - Togetter このユーザーの取引相手から送られたメッセージによると「いざ売るって考えたらどうしても惜しくなったので、いくら(お金を)積まれても売れない。これを手放すときは私がコレクターを辞めるとき。引退するときはあなたに一番に連絡するので、本当に申し訳ない」と書かれていたそう。 メッセージを受け取ったユーザーは、取引をキャンセルされたことに腹を立てたというよりは、同じ品物のコレクターとしてそうなった気持ちがよく理解できたといい、取引相手には「その気持ち分かるわ~」と返事したそう。 また、このユーザーは取引相手とはその後も商品の取引用チャットでコミュニケーションを続けており、取引相手を許してはいるものの、商品を手に入れること自体は諦めていないとのだそうです。 体験談を読んだXユーザーからは「いい話だ...」「交渉決裂なのに、その後仲良くなっててほっこりした」など、見知らぬ相手との交流が生まれたことに好意的なコメントが寄せられていました。 落札額以上の価値がある品を手に入れてしまったり、コレクター同士が相手の気持ちを推し量ったりといったドラマのような話も起きているネットオークション。 Xではトラブルの話題が目立っているのではと思いきや、意外にも興味深く、微笑ましいエピソードも生まれていることがわかります。 世の中、まだまだ捨てたものではないと思えるのではないでしょうか。 以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。
【まとめ一覧】
4,000円で落札したタンスの中から次々と掘り出し物が、戦前頃の「爆弾三勇士」のグリコ食玩が出てくる→しかし本物の弾丸まで出てきてしまう - Togetter ヤフオクで出品者が息子と知らずに父親が落札→その場で手渡し→これはもしや... - Togetter ネットオークションで購入したものを完全な相手都合でキャンセルされた話がなんかいい話だった「ドラマを感じる」「私ならこれ怒れない」 - Togetter