2024年スーパーフォーミュラ放送体制が発表。ABEMAで『サーキットで会いましょうシーズン2』開始、レース中継テーマソングにはMAN WITH A MISSION!
3月9日、10日に2024年シーズンが開幕するスーパーフォーミュラは、同年の放送概要を発表。今年も各種メディアでレース中継や情報番組が配信される。 【動画】レーシングカーに感情が!? スーパーフォーミュラを活用した“人工自我”研究の進捗を東大が発表 昨年から、公式アプリの『SFgo』、BS・CS・オンデマンド放送の『J SPORTS』、そして『ABEMA』の3つでレースを中継してきたスーパーフォーミュラ。今季も上記3媒体での中継が継続される。無料プラットフォームのABEMAは決勝レースのみの配信となるが、J SPORTSでは全セッション(フリー走行はオンデマンドのみ)が楽しめる上、SFgoでは全セッションのライブ中継に加えてオンボード映像や各種テレメトリー、無線も楽しむことができる。 鈴鹿サーキットで行なわれる開幕戦では、SFgoとJ SPORTSの中継は笹川裕昭が実況、土屋武士と脇阪寿一のW解説というラインアップ。場内実況(SFgoでも副音声配信)では、実況にピエール北川、ゲストに4月放送のアニメ『HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)』の主人公・輪堂凛役を演じる声優の和泉風花が登場する。 また場内放送に関しては、グランドスタンド前ビジョンで場内放送のテロップ表示が行なわれるという。これは自動文字起こしを活用したもので、これは聴覚障害者のみならず、スピード感あるレース展開を目で追いたいというニーズにも応える形となる。 またABEMAでは引き続き、日向坂46の富田鈴花を『ABEMAモータースポーツアンバサダー』に起用。実況MCコウゼン、解説中山雄一の布陣となる開幕戦の中継では早速、富田が現地リポートを務めるとのことだ。 また富田MCの情報番組『サーキットで会いましょう Season2』の放送も決定。スーパーフォーミュラの魅力はもちろん、サーキット周辺のおすすめグルメなども紹介されるなど、様々な視点から楽しむことができる番組となっている。初回放送は3月5日(火)の22時から。ゲストは近藤真彦(KONDO RACING監督)、岩佐歩夢(TEAM MUGEN)、大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、Juju(TGM Grand Prix)だ。 富田は今回の発表に際し、プレスリリースで「ABEMAさんでスーパーフォーミュラの魅力を楽しく知っていただく機会に、またこうして2年目も携われる事をとても嬉しく思います。1年目とはまた一味違ったアプローチで私なりにみなさんとサーキットを楽しみたいです。今年こそあなたも、サーキットで会いましょう!」とコメントを寄せた。 そしてABEMAスーパーフォーミュラ中継のテーマソングには、人気ロックバンド『MAN WITH A MISSION』の楽曲『Winding Road』が使われることも発表された。この楽曲は以前アニメ『ゴールデンカムイ』の主題歌にも採用された楽曲であり、各種配信サービスでも聴くことができるので、シーズン開幕を前に“予習”しておくのも良いかもしれない。
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