「魅力的なチームの一員に…」日本代表ミドルブロッカーの渡邊彩が久光スプリングス入り【Vリーグ女子】
バレーボールVリーグ女子1部(V1)の久光スプリングスは7日、2023~24年シーズン限りで日立Astemoリヴァーレを退団した女子日本代表ミドルブロッカーの渡邊彩(わたなべ・あや)が24~25シーズンから加入すると発表した。背番号16。 ■バレーボール教室でさわやかな笑顔を見せる新鍋理沙さん 渡邊はパリ五輪出場を懸けた国際大会「ネーションズリーグ(NL)」に出場中で、12日の韓国戦を皮切りに計4試合を戦う1次リーグ第3週の福岡大会(北九州市の西日本総合展示場)でも活躍が期待されている。なお、ネーションズリーグには久光から同じミドルブロッカーの荒木彩花(22)も出場している。 渡邊は宮城県出身の33歳。古川学園高(宮城)を卒業後、トヨタ車体クインシーズや日立などでプレーした。身長は176センチながら、持ち前のスピードを生かしたブロックとスパイクに定評がある。広報を通して「素晴らしい環境、会社、スプリングスファミリーの皆さま、さまざまな取り組みをされている魅力的なチームの一員になれることがとてもうれしいです。SVリーグ初代優勝を目指すチームの戦力になれるようチームメートとたくさんコミュニケーションを取ってチームに貢献していきたい」とコメントした。 久光のミドルブロッカー陣は濵松明日香(25)=24~25年シーズンから埼玉上尾メディックスに加入=と、タイ出身のチタポーン・カムランマーク(28)が退団したこともあり、補強ポイントの一つだった。
西日本新聞社