「 “ワンバウンドゴー” どんどん行け」3番・小園海斗(23) 勝敗を分ける “走塁” 広島カープの機動力を体現
石田充 アナウンサー ある意味、“この男” の活躍が、広島カープの勝敗に直結しているとも言えます。小園海斗 選手です。今、チームに欠かせない存在になっています。 【写真を見る】「 “ワンバウンドゴー” どんどん行け」3番・小園海斗(23) 勝敗を分ける “走塁” 広島カープの機動力を体現 RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん ぼく、個人的に「キーマンは小園選手」って言ってきましたから、ずっと開幕前から。 ◇ ◇ ◇ チームの “軸” として期待される今シーズンについて小園選手に話を聞きました。 広島カープ 小園海斗 選手 ― 6年目のシーズンが幕を開けましたが? 「うまくいかないこともありますし、うまくいっていることもあるので、まだ試合は少ないですけど、本当にいい勉強になっているシーズンになっているかなと思います」 ― ことしは3番でスタメンが続いているが? 「自分の実力的にはまだまだですし、本当に使ってもらっているっていう思いで、感謝しかないかなと思っています」 開幕からチームで唯一、全試合スタメンで起用され、打順も変わらない 小園海斗 ―。高卒1年目の鮮烈デビュー(2019年6月)から早くも5年が経ち、今やカープに欠かせない存在となりました。 そんな小園に、開幕直後の心境を聞きました。 小園海斗 選手 ― 1年前の開幕と比較してどうですか? 「いや、去年は本当に全然、ヒットが打てなかったので苦しかったですし、ことしに関しては最初から1打席目でヒットが出たので少しほっとしましたね」 去年の小園はオープン戦から調子が上がらず、開幕してからも16打席ノーヒットと、シーズン序盤に苦しみました。しかし、ことしは初打席でヒットを放つと、いきなり猛打賞の活躍。積極的な打撃が功を奏しています。 小園海斗 選手 ― あの打席は初球でした。行くと決めていた? 「甘い球というか、なかなか失投がないので、本当に失投が1球目に来たので、それを打つことができたので、とにかくいいスタートが切れたなと思っています。緊張はそんなにしていなかったので、すんなり入れたので、自分のやるべきことをやろうって落ち着いて入れたぶん、できたんじゃないかなと思います。数多く塁に出ないといけないタイプだと思っているので、そこは意識して塁に出られるようにできたらなと思っています」
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