「パスを受ける度に強度に対処できず」“狙われた”遠藤航の大苦戦ぶりに英メディアが指摘「明らかに適応する必要がある」
「最終ラインをあまりサポートできなかった」
遠藤航が所属するリバプールは12月9日に開催されたプレミアリーグの第16節で、クリスタル・パレスと敵地で対戦。56分に先制されたものの、76分にモハメド・サラー、後半アディショナルタイムにハービー・エリオットがネットを揺らし、逆転勝利を飾った。 【動画】遠藤のボールロストからあわやPK。VARに救われたシーン だが、プレミアリーグでは初めて2戦連続でスタメン出場し、アンカーに入った遠藤は大苦戦。パスを受けると、取りどころとばかりにパレスの果敢なプレスを受け、ボールロストをしてしまうシーンが散見された。 英メディア『THE BOOT ROOM』は「彼は最終ラインをあまりサポートできなかった。彼はピッチの真ん中でパスを受け取る度にパレスのインテンシティに対処できなかった」と酷評。こう続けている。 「おそらくエンドウにとって、夏に移籍して以来、最も簡単な時間ではなかったはずだ。結局のところ、彼は移籍市場が開く前に多くの人が予想していたような契約ではなかった。実際1600万ポンドで加入するまでは、おそらくほとんどの人がよく知っている選手ではなかっただろう」 記事は「ユルゲン・クロップ監督は今週、(前節の後に)エンドウを称賛した。そして、パレス戦で苦戦したリバプールの選手は彼だけではなかった」とフォローしつつ、こう続けている。 「彼が中盤を守る役割でレギュラーであると証明するには、明らかに試合に適応する必要がある」 プレミアの水にまだフィットできていない。そう感じているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部