【ロッテ】先発・種市が4年ぶりの完投で3勝目 “千賀の赤グラブ”で5月は計24イニング自責0
◆パ・リーグ 西武―ロッテ(22日・ベールナドーム) ロッテの種市篤暉投手が、9回を4安打1失点でまとめた。20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けており、完封した同年7月25日の西武戦以来4年ぶりとなる完投で3勝目を飾った。 初回は先頭・源田を3球三振にねじ伏せると、3者凡退スタート。力のあるストレートで打者を押し込み、2回にも2Kを奪うなど、三振の山を築いた。6回には二塁・小川の悪送球で三塁に進めたランナーを返し、1点を失ったが、1死満塁の場面から4番・中村を空振り三振、蛭間を中飛に仕留めて切り抜けた。 打線は2回に先頭のポランコが右翼線二塁打で出塁すると、1死三塁の場面で佐藤の左飛でタッチアップし、激走で先制のホームを踏んだ。6回には中村奨が2死一、三塁から2試合連続となる右前適時打で追加点を挙げた。 前々回登板の6日・西武戦(ZOZO)からメッツ・千賀から贈られた赤グラブを使用。今月は計24イニングで自責点0をキープしている。
報知新聞社