手りゅう弾の破片で自衛隊員死亡 31日予定の別府駐屯地の新入隊員の訓練中止 大分
大分放送
山梨県で30日発生した、手りゅう弾による自衛隊員の死亡事故。これを受け、大分県内の自衛隊でも31日の訓練が中止されました。 【写真を見る】手りゅう弾の破片で自衛隊員死亡 31日予定の別府駐屯地の新入隊員の訓練中止 大分 山梨県の北富士演習場では、30日、午前8時40分頃、訓練中にほかの隊員が投げた手りゅう弾の破片が当たり、29歳の男性自衛官が死亡しました。 陸上自衛隊は目標付近で正常に爆発したと説明しましたが… (森下泰臣陸上幕僚長)「陸上自衛隊全部隊に対し、安全確認ができるまでの間、すべての実弾射撃訓練の実施を一時中止しました」 事故により、県内の自衛隊にも影響が出ています。別府駐屯地の第41普通科連隊は十文字原演習場で31日予定していた、新入隊員による手りゅう弾の集団投てき訓練を中止しました。西部方面隊は手りゅう弾を使った訓練の再開について、時期を含めて検討中としています。 一方、十文字原と日出生台演習場で行われているライフル銃などの実弾射撃訓練については、安全管理体制を整えたあと再開するとしています。
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